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Amazonプライム・ビデオで『オンネリとアンネリのおうち』を観る

こんにちは、東京スタジオのヤマケイです。


Amazonプライム・ビデオで『オンネリとアンネリのおうち』が入っていたので、観てみました。

原作は1960年代に書かれたフィンランドで人気の児童文学だそうで、初めて知ったのですがとてもかわいいです。

設定には、かなりファンタジーが入っています。


物語は近所のお友達同士の女の子たちが、青い家の前で封筒を拾ったところから始まります。

封筒には「正直者にあげます」と書かれていたものの、2人は自分たちが正直者なのかよくわからなかったので、警察に届けます。

警察官が中身を確認すると、大金が入っていました。

「正直者にあげます」と書かれていたこともあり、警察官は「君たちは正直者だ」と、2人にそのまま封筒を渡します。


ここで、狡猾な子供なら大喜びするところですが、2人は「お金だけ?」「他のものがよかった」「光るシールとか」「ゴミ箱に捨てる?」「見つけたところに戻しに行く?」と相談します。

結局、落ちていたところに戻しに行ったところ、青い家の中からバラの木夫人というふしぎな老婦人が出てきて、「この家を買ってくれる人を募集している」と言います。

曰く、「年寄がひとりで暮らすための家のはずが、2人の少女のための家だった」とのことで、2人はおばあさんから家を買います。

家には既におやつやサンドイッチ、洋服などが既にセットされていて、2人は大喜びで生活を始めます。


ご近所には、ちょっと気難しいご婦人の家と、魔法使いのおばさん姉妹が住んでいる家があり、「設定がファンタジーだし、ずっとこのままほっこり生活が続くのかな」と思いきや、本当の家に帰るのを忘れていて、慌てて2人は帰ります。

しかし、どちらの家も、忙しくて親は2人が居なかったことに気づいていません。

いつもアイスクリームを買っているおじさんの店には、無心にくるおばあさんがいたりと、次第に「何か起きそう」な雰囲気が出てきて、ついに隣の家に泥棒が入ります。


不穏な空気はありつつも、いわゆる「恐がらせて教訓とさせる」という物語ではなく、あくまでも明るく物語は解決に向かいます。

主役の2人がキュートなのと、明るくファンタジックな雰囲気で出来ているため、小さいお子さんと一緒に観るのにも最適だと思います。


映画は、第二弾・第三弾と続いていたようなので、続きが気になります。

第三弾になるともう少女たちが大きくなってしまっていますが…!

北欧の雰囲気が好きな方にもオススメです。


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ニイザト

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ヤマケイ