Amazonプライム・ビデオで映画『ジーサンズ はじめての強盗』を観る
こんにちは、東京スタジオのヤマケイです。
映画『ジーサンズ はじめての強盗』が、Amazonプライム・ビデオに入っていたので観てみました。
原題は『Going in Style』(「スタイリッシュに行こう」といった意味)のため、だいぶ邦題の印象が軽いですが…。
実際に、「はじめてのおつかい」のようなノリで強盗するというのが、面白いです。
もとからスリや強盗などの悪さをしていた人たちが行う強盗ではなく、長年会社に勤め、犯罪をせず誠実に生きてきた人たちが主人公です。
長年働いていた会社が買収され、従業員のために積み立てられてきた年金を、銀行が再編の費用にしようとします。
日々、慎ましく暮らしてきた老人たちに「年金支払いを一時停止する」(再開のめどなし)という告知がされるところなどは自分の将来のようでかなり不安になりました。
この作品自体は2017年の映画ですが、1979年に公開された映画『お達者コメディ/シルバー・ギャング』をリメイクしたものだそうです。
若者が数十秒で銀行強盗をするところに居合わせた老人は、自分たちの年金も銀行から奪おう(取り返そう)とすることを思いつきます。
銀行強盗をするおじいさんたちを演じるのは、 モーガン・フリーマンさん、マイケル・ケインさん、 アラン・アーキンさん。
メンバー的には「成功しそう!」と思わされる豪華さです。
マイケル・ケインさんは特に、「こんなにキラキラした瞳の、誠実そうなおじいさんを苦境に立たせて怒らせるとは…」という気持ちにさせられます。
また、悪いことをしたことがないおじいさんたちが銀行強盗をするために訓練するシーンは、「かわいい」の一言です。
機敏に動けないということもありますが、試しにスーパーで万引きする姿などは不慣れすぎてまったくうまくいかず、面白くもあり、悲しくもあります。
それでも体力をつけ、何度も銀行に通ってはイメージトレーニングをし、アリバイ工作をします。
うまくいっても犯罪だし、そもそも失敗しそうだし、どうなってしまうのか…!というハラハラ感が楽しめます。
ニイザト
ヤマケイ