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サードプレイスとは何か

公共の居場所

 20世紀後半のアメリカはマイカーの普及と郊外の拡大、それに伴う都心部の空洞化などにより、サードプレイスと呼べるような人々の公共の居場所が少なくなっていました。そういった社会背景の中、アメリカの都市社会学者レイ・オルデンバーグが1989年に出版した書籍「THE GREAT GOOD PLACE」(日本語訳書は2013年に出版)の中で主張したのがサードプレイスという理念の重要性でした。

サードプレイスの8つの特徴

 書籍の中で書かれているサードプレイスの8つの特徴です。あくまでも一学者の主張する理念であることを踏まえる必要がありますが、空き家の活用やまちづくり、居心地の良い場所づくりの大きなヒントになります。

1 中立の領域
2 人を平等にする
3 会話が主な活動
4 利用しやすさと便宜
5 常連
6 目立たない存在
7 その雰囲気には遊び心がある
8 もう一つのわが家


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