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恋愛相談に認知行動療法は活かせるか

東京品川のカウンセリングルーム認知行動療法カウンセリングセンターの岡村です。今回は悩み多き恋愛に対して認知行動療法によるカウンセリングはお役立てできるのかについてお話していきたいと思います。

恋愛相談とは

恋愛相談と一言でいってもその内容はさまざまです。
・意中の人と仲良くなる方法が知りたい
・恋愛中だが連絡をとりすぎてしまう
・恋愛中さまざまなことで不安になる
・少しでも連絡がないと不安で心配になる
・喧嘩がたえない

など、大きく分けると関係づくりへの悩み関係を続けるうえでの悩みに分類されます。今回はその2つの悩みについて認知行動療法によるカウンセリングがどのようにお役立てできるか解説していきたいと思います。

関係づくりの悩みにお役立てできること

まずは現状把握からスタートします。対象の性別、関りの有無、交友関係、人と関わる際の不安感などそれぞれに異なりますのでしっかり整理していきます。その後、どの段階でうまくいっていないのかを把握します。コミュニケーションをとる相手はいるが一歩踏み出せないのか、そもそもコミュニケーションが不安もしくは出会いがなくて、かかわる人がいないのかを明確にしていきます。

1.コミュニケーションが不安な場合
コミュニケーションに不安を感じると、「どうせ自分なんて」などの考えが浮かび行動を制限します。「まずは自分磨きだ」と考えコミュニケーションを先延ばしする人もいます。できれば同時並行的に行うのが良いとは思いますが、一歩踏み出すことが不安で踏み出せない状態でいることは多いです。また、誰かにコミュニケーションを課せられているわけでもないですから日々の生活に追われ先延ばしになります。カウンセリングでは、先延ばしサイクルを明らかにしてそこから抜け出せるお手伝いをします。特別な何かをやるというよりは、少しずつでも一歩を踏み出していきます。その際、恋愛を最初から目的にするのではなくコミュニケーションをとる機会を増やしていきます。人間が苦手なのであれば、動物からでも大丈夫です。同世代が苦手なのであれば同世代以外の人とかかわります。ポイントは習慣化することであって無理はしないことです。無理は続かないからです。ただただ習慣的にコミュニケーション頻度を増やしていけば交友関係は広がります。ここまで達成できれば次のステップに進みます。

2.コミュニケーションはとれるが次の一歩に進めない
交友関係はそこそこ広く友達としては人と関われているが、恋愛関係に移行できないことに悩む方もいます。恋愛関係に発展するためにはどちらかが一歩踏み出しそれに気づく必要があります。慎重になりすぎると踏み出すことができず結果的に恋愛関係に発展し辛くなるのです。ここでも、まずは自身の普段のコミュニケーションを分析するところから始まります。そのうえで、一歩進むためのアクションプランを検討していきます。趣味に誘う、良い点を伝えてみるなど相手が恐怖を感じたり不快に思わない配慮をした上で検討します。あとはやはり相手の気持ちは分からないので失敗のリスクは負う必要はあります。

3.関係を続けるうえでの悩み
関係を続けるうえでの悩みは多岐に渡ります。カウンセリング共通して行うのはコミュニケーション分析です。普段どのようなコミュニケーションをとっておりどこでトラブルが生じているか整理していきます。そのうえで考えを整理したりいつもと異なる行動を選択できるようサポートを行っていきます。唯一無二の方法はありません。積極的にかかわった方が良い場合もあればかかわりを抑えた方が良い場合もあります。なので相談者自身のベストを一緒に考えていく必要があります。

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