ー4ー うつの私。と彼。
彼はよくプロポーズともとれる言葉を言ったり、
具体的に「子ども作ろ」と言い、その為の性行為も何度もあった。
私がうつ病であることは付き合うときに伝えていたし、
仕事の状況的に今は少し困ること、自信が無いことを伝えた。
彼は「最初から子供授かる事に自信ある人なんていないと思うよ?みんな不安の中色んな人に助けてもらって、産んでると思うよ」
と言い、私の事情を分かろうとしなかった。
妊娠したら抗うつ剤飲めなくなるんだよ?
私の親は頼れないんだよ?
まだあなたの親にすら会ったことないんだよ?
彼はうつ病に対して理解しようとする姿勢が見られなかった。
休みの日に身体がついていかず布団から一切出れない私を見て
‘‘しっかりして‘‘と言わんばかりに無理矢理起こされたり、
「そんなに寝れるなら睡眠薬なんて要らないんじゃないの?」
と言われた。
私、うつ病で休職していたこと、言ってたのになぁ。
寝たくて寝てるんじゃなくて、眠ってしまうの。
身体が動かないんだよ。
「俺と居れば元気になるでしょ」
「俺の作る料理を食べたら良くなるよ」
そんなことばかり言われていた。
付き合ってから、彼の仕事終わりから帰宅までの間の時間に
彼はバイク通勤でヘルメットにインカム(通話ができる)が
ついているので彼の時間に合わせて通話することが多かった。
通話の内容は、いつも彼から仕事の話、バイクの話、その時の道路の実況中継が多かった。私が聞き手に回ってばかりで、自分の話をする隙を与えられなかった。私はそう感じていた。
勿論自分の話をしようと試みたこともある。
けれど、彼からは興味や関心から話を掘り下げることもなく、
2倍以上の話を矢継ぎ早にしてくるのだ。
年越しした後のある日、
私は仕事で帰宅したのが22時だった。
子どもの暴力対応でその記録の為に残業して帰ってきた。
私から先に、彼に
今日はゆっくりお風呂に浸かってくること
彼が家に帰って寝支度済ませたらLINEしてほしい
ことを伝えた。
すると、彼より「帰るときはしない?」とあり、着信があった。
私はお風呂をいれている間に洗濯物を畳みながらテレビをつけていた。
携帯は常にマナーモードにしている為、すぐに気づかなかった。
でも、不在になる前には出た。
すると彼より開口一番低い声で「なんで出ないの?」
とあり、流石に私はイライラした。
部屋の片づけをしながらテレビをつけていたし、携帯はマナーモードにしている為すぐに気づかなかったこと。
私的には気を遣って先にLINEしたこと。
大体の彼の退勤時間は知ってはいるけど、帰る時に毎回電話するとは約束していたことではないこと。
毎回、仕事が毎日不規則(早番だと6時半、遅番だと12時出勤)な私が彼に合わせるのはきついこと。
それを伝えると彼は「突き放された感じがする」と言い、
「だったら切れば」と言われたのでそのまま切った。
後から彼よりLINEで
「最初から怒ってたつもりはないけど、そう感じさせちゃったならごめんね。」
「今日一日声あんま出してないから、声低くて怒ってるように感じさせちゃったのかも。」
とあり、私からすると言い訳にすら聞こえなかった。
その後LINEで私から、すごくイライラしたことを伝えた。
すると、彼より矢継ぎ早に
「俺だってイライラしたよ。ずっと言い方キツいし、仕事終わって唯一の癒しの電話を邪魔者扱いされて。ちょっと仕事遅くなっただけじゃん。
俺が帰ってシャワーとご飯食べてる間に洗濯物とか余裕で終わらせれるでしょ?俺だって年末は看病して、ろくに休みとってない状態で、6連勤終わって疲れ果ててたんだよ。
年末体調悪い時にめっちゃ冷たくされて、体調悪いから仕方ないねって話だったのに。俺が少し喉痛いのだって、知ってるはずなのに。電話も帰りは決まってないとか、俺だって、傷つくわ‼️」
とあった。
私も反論して開口1番怖い声で「なんで電話でないの?」と言われたらムカついて言い方もきつくなること。
私の仕事を浅く見ないでほしいこと、今日は子どもの暴力対応もあって精神的にも疲れていることを伝えた。
看病のことに関してはありがたかったけれど、それを今出すのは違うと思うこと。
そしてその時に言えなかったこともあわせて伝えた。
高熱がでているのに人のことを気遣える状況じゃなかったこと
胃腸炎の時に寒い中座らせることもなく、
その場で状況説明したことに対して家でゆっくり聞いてくれればよかったのに。
お腹痛いって言ったのに性行為を求めてくることも、冷たいと言われていたから我慢していたこと。
と思っていることを素直に伝えた。
すると彼は当日喉が痛いと言っていたことを持ち出して、
「俺の喉も理解してくれてないって事じゃん。
喉に違和感あっても少しなら、話したかったのに、看病の時と同じだよ。だから、例えるなら(私が)体調悪い時と同じって意味で言ったのよ。」
そして性行為の件に関しては非を認めず、それこそ今関係ない話だと。
正にああ言えばこう言う状態。
私からすると10歳も歳が離れているのに大人げないと思ったし、
胃腸炎と喉の痛みを一緒にされているのには違和感というか、
比較するのもおかしいと感じた。
こんなに言われて、悪いのは私だけなのか?
そう感じた。
そして彼より一方的に
「電話できないなら、家の事やるから帰ったら電話しよって言ってくれれば言うこときくよ。」
「だったら、電話つながってからすぐ、家の事やるから、また後でにしよ?って言ってくれればよかったじゃん。
別にイヤホンなら、電話しながらでも洗濯ぐらいできるじゃん。」
「もうやめよ。今回の件(電話)は俺が気を遣えば良かっただけだよ。」
それで切ろうとしてきた。
私としては全く収まってない。違和感はどんどん増していった。
その場は、私は頑張って帰りの電話を合わせていて負担に感じていることを伝え、
電話できない時は連絡すれば良い、
の着地点に辿り着いた。
なのに。それなのに。
後日、次の日が早番で6時半出勤だったし、23時前にお風呂にこれから入るから今日は電話できないこと旨を先に伝えた。
「お風呂出たら話そうよ?」
「早番なの知ってるよ?」
「なんか言い方にトゲがあるんだよな」
はい?
じゃあなんて言えば言いの?
勿論彼にもそう言った。
頭の中はぐちゃぐちゃの矛盾だらけ。
もはや何が正解なのか
正解ってなんだ?彼にとっての正解?
そこから更に、彼に何かを伝えることが難しく、
怖くなったように今では感じる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?