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ふとした言葉、なんでも

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私のなんでも思ったことや感じたことを書いています
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#うつ病

児童養護施設に休職届けを出しに行ってきた。

雨がザーザー降るなか、 書類やら診断書を提出する為に職場に赴いた。 書き終えて出勤していた、先輩女性の職員に久しぶりに会えた時、思わず抱きついた。 ドアが開いて走ってくる音が聞こえた。 気付いた時には時既に遅し。 だった。 私が関わってきた子どもが部屋を抜け出したらしい。駆け寄ってきた。 私は、両手を広げて2人の子を抱きしめては 一粒だけ涙を零した。 大きくなったねぇ、 元気にしてた? 子どもの返事とニコニコな笑顔に 私まで笑顔になった。 「まだ、元気にならないの?も〜遅い

夜と月

幼い頃から夜に月を見るのが好きだ。 月明かりが照らす世界がとても綺麗で、ただ見ていられた。 満月の日はなんだか丸顔の私を見ているようで妙な親近感が湧く。 幼い頃から夜が嫌いだった。 何か闇に飲み込まれるようで目を瞑るのが怖かった。 怖いことがあると、両親が喧嘩している声と物音が聞こえてくると。 涙を流しながら、”神様“なんてものに縋ってよく願った。 「神様お願い、明日になったら今までの記憶がなくなりますように。」 死にたくても死ぬのが怖い臆病な私は縋った。

私の前から消えていった人達

1、バイト時代に仲良くしていた2つ歳下の同性の後輩1番可愛がっていた。私の指示に素直に返事したり、仕事分担でこなしたり、教育したり…。何ならプライベートで富士急ハイランドへ行ったこともある。 私が就職してしばらくは連絡を取り合ったりしていた。 けど、ある日「飲みに行こう。」という私のお誘いのメッセージに既読がつかなくなった。気付けば、Instagramのフォロワーから外されていた。 私は何かの間違いだと信じたくて、何回かフォロー申請をしたのだが。しばらくして見ると、また

ユメとゲンジツの狭間 II

皆さんはユメで起こったことをゲンジツでもやっていた、なんてことありますか? 私はよくあります。 この間はユメの中でガムを噛んでいて、「何これ、全然噛めないじゃん!」ってイライラしながら起きると ゲンジツの私は夜間につけていたマウスピースをすごい勢いで噛んでいました。顎が痛いです。 あとは、4人の友達に裏切られるユメを見ました。友達といっても実際にゲンジツに存在する人物ではなく、4人のうち1人はお笑い芸人でした。裏切られ、泣いてたところで起きると、 ゲンジツの私も泣きじゃくっ

賢さと仕事との付き合い方

賢い人は気付きたくないところまで気付いてしまう。 そしてどうしようもないことに考え、頭を抱える。 仕事が出来るようになってくると、視野が広くなり、更に色々なことに気付く。 あそこの人間関係はああだこうだ。 悪口が飛び交っていることも。 気付いてしまうと考えてしまう。 考えてもどうしようもないことなのに、それでも考えることを辞められない。 20代ってそうなのかもしれない。 なんで30代の人がこの仕事を続けられてるのか分からない。 でも、きっと考えても仕方のないことは切り離して、

離れていかないで

そう、傷つかないように 情が移ってしまわないように 転々としてきた 人に合わせて自分を偽ってきた こんな私をわかって欲しい、が半分 同情はいらない分かってたまるもんか、が半分 私って何だっけ?で包み込む 私から人が離れていくことに臆病になり、 いつしかそうなる前に先手を打つようになってしまった 離れていかないで、と思うばかりに 傷つく前に関係を切ってしまう そんな人になってしまった

マラソン

がむしゃらに頑張ってるなか、 気持ちを踏みにじられた春 気持ちが折れて、 1人は孤独だ、死にたいと思った夏 でも、 人に寄りかかって生きても良いんだ 心の中には他者がいて、自分のことを思ってくれていると気付いた秋 結局は、 どこまでいっても人は独りだと気付いた冬 可愛げや嘘を塗りたくって、他者からの愛情を求めた 結果、 自分に嘘をつくことが苦しくなった 今、 再び「消えてしまいたい」 そう思っている 見えてこない復職という名のスタートに焦っている こんなので、生