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ふとした言葉、なんでも

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2020年11月の記事一覧

よくあるよね、「自分の名前の由来を親に聞いてこい。」っていう宿題。

私がまだ小学生の時だろうか、ある宿題を出された。 帰ったら玄関には古紙がバラバラになって、隙間なく埋めつくされていた。 リビングの椅子は倒れている。 兄か?何があったんだ?私は強盗に入られたかのような家の中で、息を潜めて辺りを窺う。恐怖心を覚える。 どうやら、兄が暴れたようだ。 我が家はあったかくない、冷たい場所だ。 当時やっていたドラマで母役がこう言っていた。「生まれてこなくていい命なんてない。」 本当にそうだろうか? 自分の存在が分からない。自分って何かわから

夜に溶け込む感触

私は夜が好きだ。 街灯が辺りを照らす。 私は灯りに照らされないように、隠れるように陰を歩く。 夜の闇に溶け込んだような感覚が心地良い。 でも、ある日から私は夜が怖くなった。 家のすぐ目の前で痴漢に遭ったから。 それから夜の中を歩く時は必ずイヤホンは片耳だけ。 時々後ろを振り返っては、誰も尾けてきていないか確認する。 これが習慣になった。 そして、自然と外を1人で歩く時、私は攻撃的な目つきをするようになった。 お化けは怖いと誰が言ったんだろう? お化けなん

今日のつぶやき

よく男性から「モテそう」だとか、「彼氏いそう」と言われる。 実際に私はあくまでも、自分の基準で顔面偏差値がピラミッドでいうと、「中の上の下」だと思っている。この”下”は謙遜なのだが笑 もうすぐ元彼とは別れて一年が経つ。 色々な人に出会ったし、それぞれと向き合ったりした。 話をしていくうちに、何回か会ううちに、 ”この人なら聞いてくれそう、理解してくれそう”だな、と思ったら私は今までの生育歴や、病気のことを話すようにしている。 するとどうだ? あんなに可愛いだの言ってた

1人と独り

ヒトは、1人でも生きていけるけど、独りでは生きていけない、と私は考えている。 1人は孤独と上手に付き合って、生きていける。 独りだと感じていると自分の不安定さや、恐怖から、もしかしたら最後に自殺を選んでしまうかもしれない。 私が一時高校生の時に家出して、家族から離れて1人になった時、初めて独りだと感じた。 その生活を始めて1番最初思ったのが「犬でも飼いたい」だった。 今はどうだろう? 周りの友人にうつであることを打ち明けて、暫くは電話したりと、連絡を取り合っていたけれど。

無意識な記憶の蓋

心療内科でのカウンセリングで、毎回最初に聞かれるのが「なにか話したいことはありますか?」 私はいつもはコレが嫌だった、こんな事があった、と話すのだが先日は違った。 カウンセリングは月に一度行っているのだが、本当に何を話したら良いか分からなくて、思い出せなくて、直前までそのことに悩んだくらいだ。 私は正直に「何があったか忘れちゃったんです。」「直近の3日間ずっと寝ていたことがあった。」とカウンセラーに話した。 初めての事象にカウンセラーは驚いていた。 私はふと閃き、携帯に入っ