Farewell My Lovely
私立探偵フィリップ・マーロウの活躍するシリーズの2作目、翻訳版の題名は「さらば愛しき女よ」。レイモンド・チャンドラーの1940年の作品です。難しいですが、面白いです。Kindleのチャンドラー全集で読んでいます。
物語は一人称、つまり全て主人公のセリフで語られます。とぼけた冗談、軽口、キザなセリフで。意味のわからない部分は飛ばして読んでいます。
例えば、こんな感じです。
I was in good shape again. I was almost sober and my stomach was bunting towards third base instead of trying for the centerfield flagpole.
怪しい占い師のところへ、ノコノコと訪ねていったマーロウ君はボコボコにされ、もぐりの病院へ拉致されました。どうやら変な薬を飲まされたようです。なんとかそこから脱出して、近くの知り合いの家へ逃げ込んで、少し休んだあとの場面です。
お腹の調子も良くなったという意味のことを言っているのだろうと思います。ボクは野球はあまり好きではありませんが、ここはなんとなくわかりました。
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