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One Corpse Too Many

 修道士カドフェルシリーズの2作目。「死体が多すぎる」エリス・ピーターズの1979年の作品。1作目を読んでからしばらくたったので、2作目に挑戦。やっぱり難しいです。

 時は1138年夏、イングランド王スティーブンはモード派のフィッツァランの守るシュルーズベリ城を攻めていました。明日は総攻撃という日、王の野営地に馳せ参じたのはシュー・ベリンガーとアリーン・シワード。若き騎士ベリンガーは部下数人を引き連れて遅ればせながら参戦。アリーンは父の名代。兄がモード派に身を投じてしまったので、従者と共にやってきた姫君。この二人は最後に結ばれます。

 同じ日にカドフェルの元に来たのは手伝いの若者ゴドリック。実はフィッツァランの部下アデニーの娘ゴッディスでした。フィッツァランと父アデニーはすでに城を捨て、モード王女のいるフランスへ向けて落ちて行ったのでした。

 そしてその日の深夜、王の野営地の門の脇で目を覚ましたいざりのオズバーンの見たものは…?

 ところでAmazonはどうしたのでしょうか、この本のKindle版は高いです。¥1350もします。1作目は2年前に¥500で買いました。もしやと思ってApple Books で見たら、何とこちらは4冊入って¥1100。迷わずこっちにしました。カドフェルクロニクル20冊が4冊ずつ5巻に分かれていて、全部揃えても¥5500です。

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