Promised Land
ロバート・B・パーカーのスペンサー・シリーズの4作目、1978年の作品。翻訳版は「約束の地」。私立探偵スペンサーがウーマンリブの闘士(闘師?)とギャングの両方を手玉に取るお話です。
といってもアクションシーンはあまり無く、主に、恋人スーザンとイチャイチャしたり、ウーマンリブに染まりかけた主婦パム(パメラ)との会話でした。来談者中心療法のカール・ロジャーズや、ご当地の思想家ソローの名前が出るとは、スペンサー君は乱暴なだけでなく教養もありますね。
ボクは2004年に産業カウンセラーの養成講座に通い、その後資格を取りました。ロジャーズのことはそこで知りました。でも、カウンセリングはリポビタンDやチオビタ程度というのがボクの印象。スペンサー君はスーザンになんでもしゃべれて良いですね。
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