The Judas Goat
ロバート・B・パーカーのスペンサー・シリーズの5作目、1978年の作品。翻訳版は「ユダの山羊」。今回は、爆弾テロで妻と娘を殺され自分も車椅子となった富豪に雇われて、犯人一味を探します。舞台はロンドン、コペンハーゲン、アムステルダム、モントリオール。途中からホークを呼んで、二人で暴れまわります。面白いです。
モントリオール・オリンピックの年だったようで、最後はスタジアムでテロを防ぎ怪物と格闘。ホークと二人で何とか倒しましたが傷だらけ。病院のベッドで休んでいると、依頼人が電動車椅子で入ってきます。プライベート・ジェットで飛んできたそうです。ありがとうと言って渡した封筒には5万ドル。
5万ドルは安くないかなと思いましたが、よく考えたら、1978年は1ドル360円の時代でしょうか。それにしても、やっつけた人数からすればもっともらっても良いような。
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