ネトゲ戦記
先月出たばかりの暇空茜さんの処女作をKindleで読みました。面白かった。この本の内容は、著者のナニカグループと関わる前の人生を振り返るものです。ゲームで相手の数秒先の動きがわかったそうです。
マスコミでは暇空茜という人物は存在しないことになっています。そうしないと、東京都を始めとするナニカグループという悪事を働くグループを守れないし、今まで黙っていた自分達マスコミも悪者の一味であることがバレてしまいます。
この本が100万部を超えるベストセラーにでもなれば、マスコミが無視しても、キャズムを超えられるかもしれません。しかし敵は、暇空茜書類送検のニュースに、この本の販売中止のニュースを絡めて印象操作したいがためにアニメイトを脅迫するほどの相手なので、この後も何をしてくるかわかりません。ハラハラドキドキのリアルの物語が続きます。
ラマチャンドランは「The Tell-Tale Brain(脳の中の天使)」の中で、ミラーニューロンという脳の部分の機能を紹介しています。他者の意図を読むというこの部分の不全が自閉症の要因ではないかと示唆します。これを読んだ時ボクは、逆にこの部分の標準以上に発達した人もいるのではないかと思いました。この暇空茜さんがまさにそうなんじゃないかと思います。超ミラーニューロンと、幼児期に物語を愛しドラえもんの漫画をほつれるまで読んだということから自我の物語の在庫の豊富さもあいまって、暇空茜さんのいう「カン」が発揮されるのかなと思いました。
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