The Shadows We Hide
「過ちの雨が止む」アレン・エスケンスの2018年の作品。「The Life We Bury (償いの雪が降る)」の続編です。青春冒険ミステリー。面白かった。ボクの英語力でも物語が自然に入ってくる感じがします。これは3作目も買いですね。
ボクの英語力のレベルを知らされた部分。ジョーがジーニーの遺書を読んで愕然とする、最後のどんでん返しみたいな場面です。何でそんなに驚くのと思って、遺書の文面を2回読みましたが、特に新しい事実もなく謎でした。
正解は内容ではなく文章でした。弁護士事務所の助手を長年勤めたジーニーの書く文ではないということ。カンマ(,)が無いとか、文法的に正しくない乱暴な言葉遣いとか。そう言われてみれば確かにそうなんですが、ボクは違和感を感じませんでした。認知プロファイリング能力はゼロですね。
このレベルで言うのもおかしいのですが、どの著者も読者に読みやすいように書くのでしょうから、この著者の文が特に良いというよりは、ボクとの相性が良いと言うべきでしょうか。「英文を読んでいる」という良い気分を味わえました。
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