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Double Deuce

 ロバート・B・パーカーのスペンサー・シリーズの19作目、1992年の作品。翻訳版は「ダブル・デュースの対決」。今回のスペンサー君は、ホークのお手伝い。アクションシーンが殆ど無くてイマイチ。

 ダブル・デュースというのは「2」が二つということで、どこやらの22番地という意味のようです。そこにはコンクリートの広場があって、不良の溜まり場になっています。ここで赤ん坊を抱いた少女が撃たれ、二人とも死にました。やがて、赤ん坊の父親と思しきよその町内の不良もここで撃たれて死にます。不良少年がやったのか?

 スペンサー君は恋人スーザンの申し出を受けて、二人で一緒に住み始めます。でも、結局うまくいかなくて、自分の家に戻りました。別々に暮らすほうが気楽で良いですよね。当たり前ですが。

 このシリーズは何か相性が良くて、楽に読めてしまいます。面白くなくても。短いし。

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