見出し画像

セルフリフォーム日記#5

まだまだ解体作業です。
土壁を壊して出てきた竹小舞という下地です。
土壁は今では伝統工法などと言われていますが、少し前(戦前、戦後すこし)まではものすごく一般的で歴史も古く11世紀あたりから民家で使われていたそうです。
竹小舞の下地を見てもわかるように、使用してる材は日本に馴染みの深い、杉、竹、シュロ縄、わら縄のみ。
土壁にしたって、近くにある山土、わらを水でこねて発酵させて出来ます。

もし建物が壊れたり、朽ち果てても、また自然に帰る素材って自然の素材を使ってるから当たり前なんだけど、今はそうじゃ無いんですよね。

そういうものを探す事が難しいくらい。
僕は出来るだけそういうもので作っていきたいし、伝統工法じゃなく当たり前にある選択肢になればなあと願います。

お風呂を壊しました。
今風のユニットバスではなく、いわゆる在来工法のお風呂でタイル貼りでした。
なのでタイルの下はコンクリートと砕石です。
風呂桶はFRPですがコンクリートの上に乗っかって固めてあるだけです。
なので在来工法のお風呂はとっても寒いです。底冷えがすごいです。
お湯が冷めやすいです。
でもタイルはデザイン的にも趣があって結構好きなんですが、この地域は冬はとても寒く雪もかなり降るので、ユニットバスに変えようと思います。

こういうところは文明に頼ります。

今のままの広さではユニットバスのサイズが0.75坪のサイズになるので、もう少し広げて1坪タイプが入るように基礎をハツりました。
土台も切っちゃいました。

トイレも壁がタイルだったのでハツり取りました。
下地はコンクリートブロックです。
基礎から腰までコンクリートブロックが積み上げられています。
水周りは木が腐りやすいのでこういうやり方をしています。

にしても、ブロックが非常に脆弱に積まれていて、鉄筋も入ってないので基礎を打ち直す事にしました。
家の角にもあたるので、耐震補強として筋交いも入れようと思います。

基礎を打ち直しに先立って捨てコンクリートを打ちます。
水平に打たないと後々苦労します。

ここはブロックで基礎を作りました。
1段目が並んだところです。
水糸をはってまっすぐなっているか確認します。

#土壁 #解体 #セルフリフォーム #竹小舞 #DIY #ユニットバス #在来工法 #お風呂 #コンクリートブロック #基礎 #日本家屋

見ていただきありがとうございます。サポート、コメント、スキしていただけたら日々の大きな大きな励みになります。また見にきてくださいね!