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性別についての僕の見解

今までうつ病の事と日記のようなものしか記していないのですが、今回は僕の根底にある「性的マイノリティー」を踏まえたことを記していこうと思います。


僕の性別は自己紹介でも述べた通り性的マイノリティーの1つである「Xジェンダー」です。
Xジェンダーとは「性自認」の1つです。
性的マイノリティーのことについて詳しく説明するためには「性自認」と「性的志向」に触れなければいけません。

・性自認について

性自認とは"自分がどの性であるか"です。
男性、女性、その他(クィア)
言葉通り、自分がどの性であると自認しているかですね。
僕はその他(クィア)の1つであるXジェンダーが性自認という訳です。

・性的志向について

性的志向とは"自分はどの性の人が好きなのか"です。
男性、女性、その他(クィア)
その他(クィア)の中には聞き馴染みのあるものでは
バイセクシャル、パンセクシャル、ノンセクシャル等がありますね。

バイセクシャル…男性も女性も好き
パンセクシャル…「好き」に性別は問わない
ノンセクシャル…どの性の人も好きではない

ちなみに僕の性的志向は……
実はいまいち定まっていないのですがパンセクシャルの気持ちでやらせて頂いています。あまり周りに性自認が男性と女性以外の人がいないので、はっきり分かっていません。

クィアあるいはクイア(Queer)とは、元々は「不思議な」「風変わりな」「奇妙な」などを表し、アングラなニュアンスも持つ言葉であり、同性愛者への侮蔑語であったが、1990年代以降は性的少数者や、LGBTのどれにもにあてはまらない性的なアウトサイダー全体をも包括する用語として肯定的な意味で使われている。
Wikipediaより


・Xジェンダーについて

性自認と性的志向について触れた上で改めて僕の性別である「Xジェンダー」について説明したいと思います。

Xジェンダーは性自認の1つで男性でも女性でもない性です。Xジェンダーの中には細かく…
・無性
・中性
・両性
・不定性
があります。
1つずつ簡単に説明したいと思います。

・無性
男性・女性どちらの要素も持たない性のことです。
実は友人にこの無性の友人がいます。

・中性
自分は男性と女性の中間の性に位置しているという人の性です。

・両性
自分は男性でもあり女性でもあると認識している人の性です。「男性○割、女性○割」と割合が決まっているのが特徴です。例外ももちろんあります。

・不定性
様々な性自認をもつ性です。
100%男性の日もあれば、100%女性の日もあり、中性や両性の日もある…
そんな日や環境によって性自認が変わる性です。

ちなみに自分は「両性」です。
男性7割、女性3割の自認です。
ただ、この割合ですが実は環境や時期によって移り変わりやすいんですよ。もちろん女性の割合がもっと高いよなぁという時期もあったりします。実は不定性なのかもしれないと考えたりもします。

自分の性をカミングアウトした人に言ってよく驚かれるのが、自分にとっては男性も女性も同性であるという認識のことです。男性も女性も僕は同じように接したいし自分のこともそのように扱って欲しいというのが本音だったりします。
ただし、生物学的には男性ですのでもちろんそのようにしていると虐げられるのが現状です。悩みの1つです。
世間体とか性別観とかまだまだ社会は寛容ではないですね。

実は先ほど少し触れた「無性」の友人が僕にとって初めての異性だったりします笑。男性でも女性でもないってことはつまり両性の僕にとっては異性ですね。


僕は幼少期から自分の性に疑問を感じていました。
きっかけは年の離れた姉の存在だったと思います。
姉は性自認が女性のレズビアンで僕が物心ついたときから彼女さんがいました。
彼女さんには可愛がってもらってました笑。

その影響で両親も性別には寛容で、家庭内では比較的「常識」を意識しないで成長させて頂きました( ¨̮ )
高校に入学してからは、部活の影響もあって自分の性別をもっと全面に出そうと考えまして、かなりオープンにしています。


先日、僕の通っている高校では女子生徒の制服にスラックスが追加されました。伝統のしがらみのある我が高校では快挙です。ある生徒団体の活動で実践できたことのようです。

しかし、男子生徒のスカートは追加されません。

これは更に性別役割の意識が強くなっていないか?と考えるわけです。
このように社会には空回りというか矛盾というか。まだまだ性的マイノリティーへの配慮に本質が現れていません。
見直すべき課題はたくさんあります。

長くなりましたが、僕の性別についての見解でした。
僕の持つ悩みや「行動」についてはまた次回以降記そうと思います。


全ての人が生きやすい世の中を祈ります。



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