”編集思考”を読んで

2020年1冊目は佐々木紀彦さんの編集思考。

説明されている”編集思考”と言う考え方は特別新しいとは思わない反面、普遍性を感じた。この本読んで個人的に一番良かったのは、編集思考を具体事例で説明するために取り上げられている各企業の変遷。知らない話が多くてとても面白く、そして参考になる。特にネットフリックスの先見性・選んだら任せるというスタンス(文化)、ディズニーの短期的ではなく長期的なビジョンの描き方、キャラクターを自前で持つことの強さ、ディズニーランドがあることのはかり知れない価値、といった戦略は興味深かった。

各章が短く読みやすい本であった。たまにふとした時に読み返そうと思う。

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