見出し画像

育成年代で3人制を行うべき9つの理由

今回は「育成世代に3x3はとってもいいよ!」を紹介します。多くの人に知って欲しいので、無料で全文公開しています。是非SNSでのシェアお願いします!

ではなぜ3x3は育成世代にいいのでしょうか。

3x3のイメージを掴みたい方はこちら👇👇👇
「SENDAI AIR JOKER vs BEEFMAN」Yahoo Japan !第5回 3x3日本選手権


1. とにかくシュートがたくさん打てる!

5人制で10分ゲームをやったら、一本もシュートを打てない選手がいるのではないでしょうか。

3x3は12秒以内にシュートしないといけないため、どんどん次のプレーしないといけないので、ボールをずっともっていることが自然と少なくなります。その分、選手全員にボールがシェアされ、シュート機会もシェアされます。10分という短い間に一人当たり約10本近いシュートが打てます。バスケしたらシュートがたくさん打てる方が単純に楽しいですよね!

またストリートバスケや3on3は、ドリブルのうまい選手がひたすら1対1をしていることが多い。その選手がずっとシュート打っているイメージを3x3でもたれることが多いです。
しかし3x3は全然違います。本当にみんなシュートを打てます。


2. 駆け引きが上手になる!

3x3は戦術がシンプルで、1対1、2対2、3対3で構成されています。

1対1も短い時間の中でいかに効率的に攻めるかを考えると、ボールを持つ前にどうズレを作ろうかと考える。ただの1on1をやるより、ずっと生きた1対1になります。

2対2の代表格ピックアンドロールでも「デフェンスがスイッチをするからスクリーンを後ろからかけよう!」みたいに2対2の局面の駆け引きがとても上手になる。

やれることが少ない分、それぞれの局面の駆け引き習熟し上手になるんですね。


3. 身長関係なし。どんなポジションもできる!

5人制では、高身長の選手はどうしてもインサイドでプレーが多くなってしまいますよね。

3x3は身長大きい選手でも2点シュートをガンガン打てます。インサイドの点の2倍なんですから。またスペースが広いですから身長が低い選手もどんどんリバウンドに絡めます。

身長の高い低いではなく、得意なプレーをすればいいんです。

日本は高身長のオールラウンダーが育たないとよく言われますが、3x3は間違いなくその課題解決の手段として貢献できます。

画像1

4. ゾーンディフェンス禁止なんて関係ない!

日本ではU15まではゾーンディフェンス禁止です。実際はU18でも地区大会や県大会でもアウトサイドシュートが習熟してないチームはゾーンディフェンスされると厳しいものです。

3x3はアークの外からのシュートは2点です。アークの内側からは1点です。2倍です!5人制なら4点シュートのイメージ。これは強烈なインパクト!!

さらに3x3はショットクロックが12秒ですから、少しでもチャンスがあれば思いっきりシュートが打てます。結構、外のシュートが入るんですよ。そしたら、2点シュート止めないといけないです。ドライブにヘルプするとキックアウトされて2点シュート。それ止めないといけないです。
自分のマークマンをしっかり守るしかないです。


5. 主体性(自ら行動する力)が育つ

3x3は試合が始まるとコーチが一切指示できない。どんな状況になっても自分達で考えて、自分達で決めてやるしかないんです。その結果の責任は選手自身。勝ちたいなら自分で判断できる能力を高めなければいけません。

負けてしまったらその反省を他人のせいにはできません。自分で受け止めて、自分で次に向かって進んでください。

これって実は一流選手になるためには一番大事なことです。


6. コミュニケーション能力が高まる

自分で判断する力が必要なことは先に述べたとおりです。で、チームメイトにどう伝えますか?自分が考えていることと、チームメイトが考えていることが違ったときにどのような言葉で話しますか。

育成世代でよく見る光景として、うまい選手が、下手な選手に対して、イライラしたり、罵倒したり。

もちろん3x3もそのような光景があります。でもそうすると誰も一緒に組みたいとは思わなくなるんです。自分以外に2人見つければ試合ができるわけですから。

孤立することも大事です。なぜ周りの選手と信頼関係が築けなかったのかを考える機会になるからです。

相手の立場になって考えること、どのような言葉かけをすればいいのか考えること、自分以外の人を動かすにはどうすればよいか考えること。リーダーになるための第一歩。この経験を育成世代で経験しておくことが絶対に必要です。

画像2

7. 練習で3x3!

今までお話ししたのは「シュートがたくさん打てる」「駆け引きが上手になる」「どんなポジションでもできる」「リーダーシップが育つ」「コミュニケーション能力が高まる」。

これってめちゃめちゃ練習に使えるじゃないですか。練習に取り入れるしかない!


8. 誰とでも試合にでれる

さらに育成世代に3x3がいいと考えられる理由です。例えばU15は部活やBユースやクラブなど、それぞれのチームで登録していると思います。

3x3は5人制でどこのチームに登録しているかは全く関係ありません。登録は大会ごとなので、選手登録が違う学校や違うチーム子と試合に出られます。

今までは別の学校の選手と一緒にプレーしたいと思ってもなかなか機会が少なかったですよね。3x3なら組みたい人と組んで試合に出られますよ。


9. 控えメンバーなし

全選手にできるだけプレーする機会を与えるようJBAや県協会の推奨していますが、5人制ではなかなかそうはいかない。そういう経験をコーチはみんなされているのでは?

3x3は6人いたら2チームで出場してください。20人いたら5チームで出場してください。6チームでもいい。

5人制で控えメンバーに甘んじてる選手。練習で頑張ってスタメンとるのも大事ですが、同じ試合に出てやっつけるのほうが楽しいですよ!

3年間やって一度も試合に出場することができない選手をたくさん見てきました。考えてみればそれって個人種目じゃ考えられないですよね。大会に出たことない陸上部の人っています?バスケ始めたら、たくさん試合にでないと意味ないですよ。

画像3

実は部活に最適!?

バスケットの指導が苦手なたくさんの先生方。

5人制は采配が勝敗に大きく影響しますが、3x3は帯同するだけでいいです。
究極、技術や戦術を教えられなくても選手はバスケスクールにいって勝手にうまくなってきますから。 
さらに少人数で5人揃わない部活の先生。3人いれば試合に出られます。


以上、「3x3は育成世代にいいよ!」という話をしてきました。
興味がある小中高生はぜひ3x3にトライして見てください!また、今回の記事に共感していただけたら、SNSでシェアをお願いします!

ここから先は

0字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?