過去と未来
人によく見られたくて
ちゃんとしてて偉いと言われたくて
相手の顔色をうかがう人になってると気づいたのは
いつの頃だったろう
ちゃんとしていないとダメな人間
いつしかそんな
目に見えない価値観のレールの上を歩いていた
きっと
そんな価値観は数多にあって
みんな誰しもが
多かれ少なかれ
そういうモノに埋もれて生きている
だから一人ひとり
十人十色の正義がある
その価値観は
ある意味その人のルールみたいなもんだから
異なるルールを持つ人のことが
理解できなかったりする
そして
相手の価値観(ルール)に
正解・不正解と白黒つけて
あの人なに言ってんだろ??
って蔑んだりする
『ちゃんとしていないとダメ』だから
私は自分がちゃんとした人間に見えるように努力した
人によく見られたいと思うようになったのは
両親に褒められたいという
子どもながらの承認欲求が始まりなんだと思う
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