発声練習する時や歌う時の姿勢について、ちょっと書きますよ、お嬢さん。
一言余計でした!!
お嬢さんだけじゃなく、皆様 お読みくださいね!
歌う時は必ず立って歌うものだとお考えの方も多いのではないでしょうか。
でも、意外と座って歌う方もおられるものです。
ピアノの弾き語りは座っていますし、
ドラム・ボーカル(ドラム・セットで叩きながら歌う)も座って歌います。
私自身も、バンドで歌う場合は立って歌うことが常ですが、
途中に挟むアコースティック・タイム(アコースティック・ギターを弾くギタリストとボーカルの私だけ)では、演出上のコントラストを付けるために座って歌います。
レコーディングの時も、アップテンポでシャウトするタイプの曲は立って歌います(足の裏に乗っている方がリズムが取りやすい気がする)が、クリーンな声でコーラスを録る時や、しっとり系の歌を録る時は座って歌うことも多々あります。
座っている方がリラックスできるという場面ですね。
そんな時は座って歌っているようです(人ごと?)。
皆さん、ボーカル・レッスンを受講中はどうされていますか?
対面(オフライン)でのレッスンでは、大体は生徒さんは立って発声のウォームアップをしたり、課題曲を歌ったりしています。
で、先生はピアノの前に座っていることが多いでしょうか。
オンラインでのレッスンではカメラの位置や、お部屋の広さによっては、立っているとうまく画角に収まらないこともあり、座って受講される方が多いと思います。
『こんな風に座った状態で発声して、練習の効果があるのかしら? 』
『立って歌わないとお腹から声が出ないんじゃないかしら?』
とご心配のお声もあるかもしれませんね。
大丈夫です!!!
座って声を出してもちゃんと効果がありますよ☆
もちろん、『立って歌わないと歌いにくいんだよーーーっっ』という方は、歌いやすいようにされるといいですよ。
特に曲を歌う時は、レッスン時も、立位か座位か、ご本人の歌いやすい方で歌っていただきます。
でも、発声練習など、声をコントロールするための筋肉を意識して発声する時などは、座っていた方が集中力が増すこともあり、私は座った状態でレッスンを受けていただくことが多いです。
座っていても
2本の足同様に
2つのお尻に乗っかることができれば
全く問題ありません
つまり、座るといっても、
足を組んだり、
背もたれにド〜〜ンともたれたりすると、
ふたつのお尻に乗っかることができませんよね。
これじゃダメです。
左右のお尻に均等に体重を乗せて(お尻の底面が足の裏です)
その上に背中を
その上にまっすぐ頭を乗せれば
自由に呼吸もでき
立っている状態と変わらず発声できますよ。
てことは、立って歌う時も必ず2本の足に体重は均等?
ほとんどの場合、次のように習いますよね。
『足は肩幅に開いて姿勢よく立ちましょう』
でも、先生によっては
『左右どちらかの足を半歩前に出して』
と指導されることもあります。
立位の場合は、高さがあるのでこの方が安定するのと、
実際に歌唱する時は若干前に乗ったり、後ろに乗ったりするものなので
『肩幅立ち』がしっくりこない方は、『半歩前立ち』も試してみてはいかがでしょうか。
(あなたの先生の指導に従ってくださいね)
立位でも座位でもこれ共通!
発声時の良い姿勢とは
①肩下げる(後ろに回す感じ)
②そうすると胸が高くなる
③そうするとアゴがひける(アゴ上げるのはNG)
3ステップで書きましたが
実は『肩下げる』の1ステップで
胸もアゴも動いて
良い姿勢完了なのです。
これでバッチリ!!
どんな場面でも(走ろうが 飛ぼうが 転ぼうが)
この上半身はキープして歌いましょう!!
素敵な歌バンザイっ♫