見出し画像

子供は無意味に泣かないんだよ。

ぼくにはもうすぐ2歳になる息子が1人いる。この2年間は本当に大変で、心と体がボロボロになった。夜泣き、イヤイヤ、絶叫。ぼくたち夫婦は息子にこれ以上ないくらい悩まされた。

子供が泣き止まずにどうしようもないときって、親なら一度は経験したことがあると思う。そして、それが積み重なり、いくら可愛い我が子でも殺してしまう親がいる。正直言うと、この親の気持ちは理解したくないけど、理解できてしまうときがある。
「この感情を抑えきれなくて殺してしまうんだろうなぁ」と。
ぼくはしてないし、今後もしない。だけど、ぼくたち親だって泣きたくなる。
「どうして泣くの?どうして泣き止んでくれないの?何をしてほしいの?」
いくら問いかけても子供は泣き続ける。

でも、ぼくたち夫婦は考え方をちょっと変えただけですごく楽になった。
「子供は無意味には泣かない」って考え方。
すごく当たり前のことなんだけど、自分に余裕がないときや、
疲れているときは「泣き止ませる」ことに必死になって忘れてしまう。

この考え方を常に意識するようになって、食事中や、寝ているとき、何もしていないときに泣くと、「なんで泣いたんだろう。口内炎?暑い?便秘?」といったようにいろいろ考えるようになった。
(息子は、食べたい、飲みたい、もっとは意思表示することができる)
そして、その泣いた原因が当たるとたまらなく嬉しく、愛おしい。
「やっぱり便秘か!ママに似たのかな?やっぱり親子だねぇ。」っといった感じに、ほっこりした気分になる。
寂しがって泣くときも、それはそれで嬉しい。ぼくたち親が必要だと思われていると感じられるから。

子供が何をしても泣き止まない。それは泣いている原因をぼくたち親が気付けていないだけじゃないかな。親を困らせようと泣く子供(乳幼児)はいないんだから。子供と冷静になって向き合えば、何をしてほしいかきっと分かる。親子なんだから。
育児で悩んでいる人や、無理やり泣き止ませようとしている人は、ちょっと視点を変えてみたらどうかな。
ぼくたち夫婦にもできたんだから、あなたもきっとできるはず。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?