才能無し。やりたいこともなし。

〇〇さんは〇〇の才能があるから
賞を取った。

と、才能とは生まれ持つ物。天才。
みたいな考え方が世間で一般的だと思う。
努力して成功した秀才というのも
あるのはあるけれど、
あまり使わない気がする。

私は、才能というのは
特別な人が持って生まれるもので、
遺伝とかそういうものが強いと思っていた。
いわゆる天才が持っているのが才能。

でも。違うみたい。
才能って、
頑張り続けられる力のことなんだって。
最近まで知らなかった。

才能無くても、
やり続けることで上手くなって、
楽しくなって、好きになって行くもの。

もちろん、子供の頃から〇〇になりたい!って決めてそれに突き進める子供もいる。
子供の頃からやり続ければ
上手くなる可能性も上がる。

私は子供の頃、何でも一発で出来ないもの、いいところまで行けないものは、
才能がないのね。
と言われていた。

両親はふたりともセンスが良いのか、
割と何でも、絵もスポーツも最初から
上手だったから。
でも彼らだって、
プロの絵描きになったわけでも、
ウインブルドンに出たわけでもない。

なのに、
私への何かの天才であって欲しいという
過度な期待はどこから来たのか。

多分聞いても本人は忘れているんだろう。

そうやって育つと。
才能がなくて、下手なものは
やっても意味がないと思うようになる。

手を付けてはやめて、
他のものに手を出し
上手じゃないのでまた投げ出す。
本人も毎回傷つく。

でもホントは
最初から上手な人なんて居なくて
自分を開放して自由にやってるうちに
過程が楽しくて、何となくまたやりたくて
続けていたら上手くなって、楽しくなって…
という事らしい。

なんということでしょう~
今までの私の苦しみは、
幼い頃の両親からの刷り込みにより
今になっても好きな事、やりたいことが
見つけられないという悲劇を生んだ。

挽回できるでしょうか。
先ずは、なにか一つ。
これかな?というものを楽しめたら…


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