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新聞社で働く傍ら、故郷の秋田や地方を外から盛り上げる「U GO HOME PROJEC…

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新聞社で働く傍ら、故郷の秋田や地方を外から盛り上げる「U GO HOME PROJECT」を展開しています。人に役割と居場所を設け、しなやかで楽しい循環社会を作りたいと思っています。

最近の記事

組織の現実に、個人はどう向き合うか

ティール組織研究シリーズとして先月にあったオンラインイベントでは、ドイツでメンタルヘルス・リハビリを展開する病院グループ〈ハイリゲンフェルト〉創設者、ヨアヒム・ガルシュカ氏の姿勢、哲学がとても美しかった。 この日を振り返るイベントがまたオンラインであったのだけど、非常に考えさせられた時間だった。ヨハキムさん曰く、(これはティール組織の著者F・ラルーさんも昨秋のイベントで答えてくださったのだが)大きな組織を変革することは相当に難しいというようなことだった。  組織も生命体と

    • Humor と志

       ユニバーサルツーリズム(UT)という概念がある。年齢や障がいのある無しに関係なく、だれでも、行きたい土地に旅ができる社会を目指すというもの。  私たちは昨夏、仲間や地元皆さんの協力を得て、故郷の秋田県羽後町を舞台にしたユニバーサルツアーを企画、運営した。横浜から訪れた子どもたちは、星空に驚き、昆虫にはしゃぎ、素朴だけれども味わい深い食文化を心から楽しんでくれた。そして、愛おしそうに我が子を見つめるご家族の眼差しが、ひとりの子を持つ親として、私にかけがえのない価値を見出して

      • ナカソトの、更なる循環

        7日は日中に取材兼、イベント開催に向けたミーティング。お題は、故郷の秋田県羽後町に作る、泊まれるシェアスペースUGOHUBのオープニングイベントだ。1度しかないお披露目の機会を使って、何を伝えようか。 施設のコンセプトは、ナカソトミライをつなぐ、チャレンジ空間。ならば、最初の一歩を踏み出すきっかけになればいいのではという認識が共有できた。新しい発見、新しい出会いのワクワクを改めて感じてもらう、そんな風にできたら最高だ。 そしてもうひとつ新しい気付きがあった。 今まで自分

        • 生きることと、死ぬことの意味とは

          韓国での学びの時間も残りわずか。長いと思った1週間は、本当にあっという間だった。 テクノロジーが統制なく進化し、「いてもいなくてもどっちでもいい人間」が、人類の大半を占める日も遠くないだろう。生まれたときの初期設定で、殆どの未来が予測できてしまうアルゴリズム社会。生きる意味は、死ぬ意味は本当にあるのだろうか。 命を守ることだけで精一杯だった原始のころ、信じることに命をかけた中世、国のために身を捧げた近代。多くの人が命をかけて生き、死んでいった。 安全で、欲望は満たさ

        組織の現実に、個人はどう向き合うか

          涙の訳は

          韓国での出来事は終わってからまとめるとして、今日は今日のことを。 今朝の朝日はエネルギーにあふれていた。暖かくて、外で食べる朝食は格別だった。大学生のヘタウママジックもまたいい。穏やかな波長。 今日、久々に泣いた。 いつぶりだろうか。映画を観て、そこに描かれた家族と、小さな男の子の一生を思って泣いた。 そうか、男の子と家族は、自分の井戸の深い奥にある水を組み上げる装置なんだ。大切にしたかったのにできなかった悔いを思い出させるスイッチなんだ。 映画の中の男の子は、

          涙の訳は

          この時代、僕たちはどう生きるか

          平成と令和をまたぎ、隣の国、韓国に来ている。 1週間という長丁場は旅行ではなく、本気の学びの時間だ。新しい時代にふさわしいアップデートのチャンスを逃すまいと、色んな意味で無理してスケジュールにねじ込んだ。 それにしても久しぶりの海外。観光もしないのでワクワクもない。準備は当日、酒の残る頭でなんとかパッキングを終わらせた。関空経由で日本海を渡る。サヨナラ平成ニッポン。次は令和ニッポンか。 釜山空港に着き、事前に送ってもらった、ハングル文字で書かれた行き先をタクシーの運

          この時代、僕たちはどう生きるか