ナカソトの、更なる循環

7日は日中に取材兼、イベント開催に向けたミーティング。お題は、故郷の秋田県羽後町に作る、泊まれるシェアスペースUGOHUBのオープニングイベントだ。1度しかないお披露目の機会を使って、何を伝えようか。

施設のコンセプトは、ナカソトミライをつなぐ、チャレンジ空間。ならば、最初の一歩を踏み出すきっかけになればいいのではという認識が共有できた。新しい発見、新しい出会いのワクワクを改めて感じてもらう、そんな風にできたら最高だ。

そしてもうひとつ新しい気付きがあった。

今まで自分は、いかに都市部の人の意識を地方に向けてもらうかを考え、行動していた。ツアー、イベント、居場所作り。

でも変化や動きを循環させるには、地方に住む人にも、都市部に居場所を作ることが求められているのではないかということに気付いた。都市に住む人が地方に触れて新しい価値を見つけるように、地方に住む人もまた、都市に触れて新しい価値を見つける。それこそが本当に深い循環なんじゃないか。うん、きっとそうだ。

だって、都市にはなかなか居場所を作れないでしょ。楽しい場所が沢山あるから気づきにくいけど、ちゃんと安心できる居場所を持つのって、住んでても結構難しい。それが普段地方に触れているならなおさらだ。

だから、都市に住む自分やその仲間が羽後を訪れる。そして今度は、自分たちが都市を紹介する。そうしてぐるぐる回る度に、どんどんつながりが増えていく。

居場所や役割の喪失は、人間関係のアップデートができていなことが大きな要因だと、つながり大魔人みたいな友人が言っていた。ほんとそうだ。

羽後町って、人口15000人。そのうち1割と繋がったら1500人だよ。FBの友達がそこまでいる人立ってなかなかいないよ。

田舎には人がいないんじゃなくて、知らないだけなんだ。だから、そういうことにきづいて、始まりの一歩を踏み出す、そんな空間を作れたら、嬉しいな。

よし、仲間といっしょにやろう。


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