この時代、僕たちはどう生きるか

平成と令和をまたぎ、隣の国、韓国に来ている。

1週間という長丁場は旅行ではなく、本気の学びの時間だ。新しい時代にふさわしいアップデートのチャンスを逃すまいと、色んな意味で無理してスケジュールにねじ込んだ。

それにしても久しぶりの海外。観光もしないのでワクワクもない。準備は当日、酒の残る頭でなんとかパッキングを終わらせた。関空経由で日本海を渡る。サヨナラ平成ニッポン。次は令和ニッポンか。

釜山空港に着き、事前に送ってもらった、ハングル文字で書かれた行き先をタクシーの運転手に見せる。韓国映画に出てきそうな味のあるおじちゃんがスマホのマップで検索していざ出発。それにしても60キロ以上。もし間違ってたらシャレにならん。1時間が過ぎ、目的地が近づく。が、ここからが長い。完璧に迷い、手当たり次第に住民に声がけしては玉砕する運ちゃん。メーターは留まることをしらない時の中。おいおい。

もう一度マップの目的地に行ってよとお願いすると、なんだすぐあるじゃないか。

安心と少しのイラつきを抱えて、合宿所のドアを開ける。ここがきっと、これからの人生をどう生きるかを大きく左右する場所になる。










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