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〈出国中止〉サラエボに戻れない3日間の顛末
こんにちは、お元気ですか?Kako si?🌞ボスニア・ヘルツェゴヴィナ(BiH)の首都サラエボ市からお届けしています。
成田で欠航になり疲労困憊
怒る外国人たち
朝を迎えとうとうキレた外国人の方々が、成田空港職員に叱責したり、夫婦喧嘩をし出したりと不穏な空気に包まれました。
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出国した後に欠航になったら
その後、朝早い6時台到着の飛行機が続々成田に到着し、隅っこにうずくまっていまだに待機させられている私達をじろじろ見ながら入国審査方面へ進む人々が羨ましかったです。
小さな子供たちは不安で泣いているし、喧嘩もしているし、不満と呆れ顔の外国人の皆さん達の気持ちは分かります。
私は息子と二人だったのですがお互い疲れ果て、喉も乾き、会話が無くなりました。
1. すでに出国済みなので日本へ入国
私達LOTの乗客は、日本から出国しているので日本入国審査の為に列をなしました。(興味深かったのは、あんなに絶望していた人々ですが動き出せば意気揚々と何事もなかったように軽やかに作業をこなしていました。やはり先が見えない膠着状態が人間にとってストレスなんですね)
「出国中止」のスタンプ押されました。
因みに、現在顔認証でスタンプは省略ですが、私はいつも(認証)スタンプを貰っています(厄介事回避のため)今回スタンプ省略した人はもう一つ行程を踏んでいました。
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2. 到着ロビーから出国ロビーへ
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重たいスーツケースを手放した時の喜びはどこへ?
またゴロゴロと転がして、3時間後にカウンターが開くまで食べ物を買い、コーヒーを飲み、iPad、スマホの充電をしながら椅子に座りうたた寝しました。
3. チェックインカウンターで並ぶ
飛行機会社のカウンターでパスポートと航空券を提示し、搭乗券(ボーディングパス)を受取りました。
突然、食べ物と水がカウンターで配られました。「なぜ今?」早朝から開いているタリーズとマクドナルドをハシゴしてしまったではないか。。
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お腹いっぱいで食べられなかった
ので持参して出国
飢餓状態を経験した後なので
むやみに食料と離別はできません
4. セキュリティーと出国審査、そして離陸
当初の予定から16時間後にワルシャワへ。1時間遅延後だったので恐怖がよみがえりましたが無事離陸しました。ビジネスでLOTを使う場合はかなりの覚悟が必要です。
ワルシャワで1泊
LOTに連絡をしておいたのでさすがにトランスファーオフィスはスムーズに対応してくれました。スタッフからの謝罪がやっとありました。ワルシャワでのホテル、タクシー代、食事代のバウチャー、翌日のワルシャワ、サラエボ直行便のチケットを入手しました。
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シャワーを浴びることが出来、着替えてベッドで眠ることができました。
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超モダンなホテル
窓べに設置されている
ヒーティングシステムがおしゃれ!
これは冬、暖かそうです
📸
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とりあえずヨーロッパに戻れた感
ホッとしました
朝食後、チェックアウトに2時間ほどあったので、急いでワルシャワ市内を廻ってきた写真などを、次回アップします!
私と息子は日本の自宅を出て3日後にサラエボの住まいに到着しました。
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この穏やかな暖色のライトを見ると
ホッとします
「ただいまです」
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