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1984年のサラエボ冬季オリンピックをご存知ですか?

ボスニア・ヘルツェゴヴィナ(BiH)の首都サラエボ市からです。

スキーシーズン真っ盛り、市内の学校ではスキー教室が開かれています。

今日は最高気温が4度
晴れが続き雪解け
人工雪で滑っているかも

BiHは、険しい内陸山岳国家で冬はマイナス10度以下まで下がりますが、市内中心に住んでいるので、さほどの寒さは感じません。関東の「からっ風」のほうが身に応えます



冬季オリンピックの地

さて、地の利を生かし、サラエボ市では2030年の冬季オリンピックにスペイン・バルセロナと共催で候補地に名乗りを出そうとしています。

2019年にはヨーロッパユースオリンピックの会場にもなったサラエボ市
会場を案内する街の標識が残っています

サラエボ市の魅力


「コンパクトに名所が盛り込まれている事」が市が持つ魅力のひとつです。

「サラエボの肺」

旧市街地からケーブルカーに乗って、「サラエボの肺」と呼ばれるトレべヴィチ山(Trebević)へ行くことが出来ます。旧ユーゴ時代1984年のサラエボオリンピックの競技会場として整備され、ボブスレー、リージュが行われた山です。

ラテン橋から15分ほど歩くとケーブルカー乗り場に着きます
このご時世なので各グループで1台
「10分で山頂に着く」と言われて乗り込みました
市内の景観が楽しめるように全面ガラス張り
重度の高所恐怖症の私は生きた心地ゼロ
1959年に開業しましたが、その後の内戦で全壊したケーブルカーは2018年に
10人乗り新機種33台で稼働再開

山頂は1629メートルですが、地上から500メートル上昇したところが停留所

外国人ヴィジターがほとんどで、子ども連れにピッタリ
市街地より断然雪が厚い
レジャー施設に整備されています
国の誇りであるサラエボオリンピックの思い出が色濃く残っています
施設は清潔でモダンでとっても気に入りました

徒歩でも旧市街地から2時間位の距離です。トレッキングが趣味の知人からは「春になると高山植物がキレイでピクニックにお勧め」と言っていました。絶対に行ってみます!

お食事🍚情報

  サラエボと言ったらやっぱりビールです

外はマイナスの気温でもビールが飲みたい!

ケーブルカーを降り少し歩くと、

サラエボビールの工場とミュージアムがあります。

Sarajevo Brewery

そして、横にパブがあります。

1864年に設立された醸造所で生産されたサラエボビール(pivo)のほか、アルコールの種類が豊富です。雰囲気が良く、広々していて、お酒が飲めない人でも子ども連れでも、ローカル料理、ソーセージや各種カルパチョなどインターナショナルフードが勢ぞろいなので、楽しめます。

プレミアムビール330mlで300円くらい
ビールの種類が豊富
うるさいこと言うと、私は「ビール、グラス派」です
広々としたクラッシックな雰囲気のパブ
バンドも演奏します

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