彼女はキレイだった

(ネタバレを含みます)
韓国版のほうね(私はパクソジュン様推しなので)。
一度全話見てるんだけど、仕事や人生のうえで、何かモヤモヤするな、とか、Bさんに会いたいな、って思った時に見ると、元気が出るドラマ。
勿論、韓国版は話数が多いのでストーリーが丁寧な分、展開が遅々として進まず、またライバルがしっかりライバルとしてミッションを担っているので、「あ゛ーっ」といらいらするくらいの感情の揺さぶられもあるけど、お金をかけて製作されているから、セットや衣装など本当凄い。
ヘジン(主人公、ファンジョンウム)は居酒屋で働いていて髪型や顔などをいじられる程のブサ女の設定。
長年離れていた幼馴染のソンジュン:副編集長(パクソジュン)に再会する時だって、普段と何も変わらないいでたちで向かい、気づいてもらえなかった。だけど、彼女の凄い所は、それを、ファッション誌の編集部で働く事になってからも、暫く続けていた所だ。
それは凄いと言うべきなのか、ちょっと違うかもしれないが(郷に入ったら郷に従え、で、普通なら就職前にその会社の業種や取り扱い製品などについて調べて、予備知識を得られるものは得ておき、相応しい服装なども用意しておくべきだとは思う)、そのノー勉で飛び込んだ勇気というか、当然に上司であるソンジュンに叱られてもへこたれない所は凄い。

そして、師となるべき人にも出会い、夢を叶えていくのだが、彼女はいつも明るく、何事にも一生懸命で、周囲の全ての人に対して優しい。そんな優しさが、チャンスの神様の前髪を捉えたのかもしれないな、と。ドラマの中ではヘジンの人生におけるtipsが、度々モノローグとして流れる。それがいつも深いのだ。仕事で辛い時などに聞くと、勇気が出る。

また、話の中で、ヘジンの親友ハリ(コジュニ)が、なかなか、自分をヘジンだと偽ったままである事を言い出せない。それが、決して嫌な奴じゃない。親友と同じ人を好きになっている事に苦悩し続けるありのままを演じている。
もう1人、私の大好きな役柄を忘れてはならない、編集部のシニョク(チェシウォン)。この人の観察力というか、勘の鋭さ、心の動き、みたいな演出が本当凄いと思う。ハリがヘジンを演じている事に気づいてからは、奪う訳ではなく、ヘジンの幸せのために根回ししようとするとか。好きな人のピンチに雨の中バイクで追いかけて、事故ってしまって結局良い所はソンジュンに持っていかれてしまって、やっと現場に辿り着いたのに、それを目撃してしまう。
あと、彼のバカっぽい言動も大好き。BLっぽいシーンとかも。お陰で、私もタクアンを見たら彼を思い出すようにwww
勿論、この当時のパクソジュン様の美しさとかかっこよさは「キム秘書」時代と並び、溜息が出るほどなんだけど、実はこの濃ゆくて熱い男がいてこそ。

何度も見たくなるドラマ。


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