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Cat rosesの庭より【ガーデニング・園芸歳時記】

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庭に咲く季節の花と歳時記を綴る声のマガジンです。 育てた花が今までと違う側面を見せてくれるかもしれません。 更新は不定期ですが、 お花好きの皆様にお時間のある時に覗いていただけれ… もっと読む
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記事一覧

初夏の庭で毎年育てている花20種

初夏の庭作業で必ず行うこと 春には土が見えていた庭も 植物が育ってきた初夏の庭は すっかり緑に覆われています。 昨日は成長した植物の下葉を少し 取り除いたり、 落ち葉などを拾って なるべく土の表面に 風が通りようにしました。 この作業は 我が家の庭で健全に植物を育てるには 大切な作業になります。 半分終わったのであと半分 連休明けまでには進めておきたいと思います。 初夏の庭、少し前に比べると たくさんの花が咲き出しました。 春を楽しませてくれたビオラたちは 気に入っ

早めの暑さ対策 遮光シートと山吹の花

ここ数日は初夏の日差し つい先日まで 朝夕の寒さを気にしていたのに 気が付けば 庭は初夏の日差しに包まれています。 昨年は夏咲きの山野草 レンゲショウマの花芽が全て 焼けこげたようになり、 トリカブトの葉は散り散りになり 日差しと熱波で かなりのダメージを受けました。 今年は花壇の土増しをして 植物の強さも引き出していきたいと 思っているので 山野草の吹き出した芽を見つけては 夏咲きのものは 鉢に上げ、 かなりの数を掘り上げました。 しばらくは午前中は 日に当たる場

見つけたら育てたくなる山野草と行く春

園芸店で見つけたら育てたくなる山野草 お天気がコロコロと変わる春の日。 晩春の季節は、毎年雨が多いですね。 そんな中で 我が家の庭では 春の山野草たちが咲き始めました。 園芸品種とは違い 華やかさこそありませんが 粗相として潔く 可憐でありながら 凛とした強さを感じます。 そんな山野草についてのお話です。 山野草ってどんな植物 山野草というと 育てるのが難しそうという 印象がありますが、 実はそうでもありません。 山野草は、山間部や里山に自生する植物なので 自

ブロック花壇の縁穴の植替えと熊谷草

ブロック花壇について今回のブロック花壇は ブロックが3段積みで 奥行きがブロック2個 横幅がブロック5個分になります。 ブロックの大きさが 幅:39cm 高さ:19cm 暑さ:12cm のもを使用して作っているので 奥行き78cm×幅171cm 高さ:57cm の花壇になります。 ブロックで囲っていますから ブロックの穴の上部が開いています。 その穴の部分を利用して 植え付けていました。 ブロック花壇の縁に最初に植え込んだ時の動画 バーベナからタイムへ植え替え

突然しおれたプリムラと枝垂れ柳

プリムラについて プリムラは サクラソウ科 サクラソウ属の多年草です。 本来は多年草ですが、 日本の気候では一年草として扱うことが多いです。 ヨーロッパからアジアまで自生しています。 プリムラはその容姿が 主に3種類に分かれます。 ①ポリアンサ  地際から主茎を立ち上げて  先端に花を付けます。  代表種 : ポリアンサ シネンシス オブコニカ ②アコーリス  無茎種で地際から  直接たくさんの花茎を伸ばし  花を一つ付けます。  代表種 : ジュリアン

苗を一つ加えて春の庭作りときぶしの花

植え付けを待つ春苗たち 花壇の宿根草の植え付けは おおかた終わったのですが、 まだ養生中の苗や、一年草は バックヤードや、庭の待機籠に 入っているものがあります。 今回はその苗を 既存の寄せ植えに加えて 春らしくリメイクしてみました。 また、ビオラを単独で鉢に植えて 寄せ植え近くに置き合わせたり まだ養生中の株も ある程度元気になったものを 加えてみました。 一株加えてイメージを変える今回入れ替えたのは 3つの寄せ植えです。 ①寄せ植えNO.1  手直し前 *シ

3月中旬の庭 小さな植物と紫雲英の花

  横浜の園芸店さんに伺いました 先日、 横浜市青葉区にある 「ワンダーデコール」さん という イギリスのストーンガーデンオーナメントを 取り扱うお店に行って参りました。 店内には所狭しと たくさんのオーナメントや像が置かれており 見て回るだけで気持ちがワクワクしてしまいます。 大人の癒しの空間が広がっていました。   そして、 ワンダーデコールさんのお向かいにある 青葉農園さんのお花も拝見してきました。 大型のビニールハウスが どんどんどんといった感じで並

花壇の中の小径作りと辛夷(こぶし)の花

花壇の中に小径を作る今回小径を作っているのは 紅葉と金木犀の木が立っている 幅が3m 一番長い場所が6mほどの 楕円に近い花壇です。 所々に作業用の足場としてレンガを置いてはあるのですが 植物が茂りだすと 手の届かない場所も出てくるので 花壇んを分断するように 小径を入れたいと思い 作業を始めました。 実際にレンガを置き始めていくと 思ったよりも大変な作業です。 今回使用したレンガはコンクリート製のものですが 角が取れていて 従来のものよりも自然な風合いです。 そし

オルラヤはいずこへと牡丹の芽

オルラヤはいずこへここのところ 庭にはたくさんの零れ種の芽が吹いているのですが、 群を抜いて数の多いのはチドリソウです。 次はポピー系、 ニゲラ ネモフィラ といったところでしょうか。 ダウカスダーラとオルラヤの姿が どうしても確認できません。 ひょっとしていないかも。。。 オルラヤは セリ科 オルラヤ属の 多年草ですが、 一般的には一年草として扱われます。 純白の小花が集まって風にゆらめく姿は 庭を一気に優雅な雰囲気に変えてくれる 魔法のお花ですよね。

出遅れた薔薇の植替えと州浜草

出遅れた薔薇の植替えここ数日が あまりにも温かくて 薔薇の芽がまだ固かったはずなのに いつの間にやら 青いものが見えている品種もあり あと一年おこうかどうしようか 悩んだあげくに 結局植え替えました。 もっと早く植え替えればよかったと 後悔仕切りです。 体調も本来ではなかったのですが 薔薇には申し訳ないことをしたと思っています。 昨日、8号鉢で育てていた薔薇4本のうち、 2本を10号鉢に植え替えて 2本を地植えにしました。 鉢に植え替えた薔薇 10号鉢に植え替え

根張りがいい土の条件と梅に鶯

植物の成長によって異なる土ここの所、少しずつですが 種から育てた苗を花壇に植え付け始めています。 育苗ポットから苗を取り出す時に 気になるのは根張りの状態です。 ポットや育苗トレーに種蒔きをする時には *栄養分を加えていない土 *保湿性が高く水切れがいい土 例えば赤玉土や鹿沼土、 最近は種蒔きの土というものも出回っていますね。 その後、芽を出してポットにあげる時には 成長を促進させる培養土などに植え付けます。 丈夫な根が伸びて植物が元気に成長するために 普段何気なく

2月の優先作業と節分草

2月に行う庭作業 雪の対策 今週は関東地方でもまさかの大雪。 皆さんのお庭は大丈夫でしたでしょうか。 私はまた降る降る詐欺かなとも思いつつ、 軽めの対策をしておきました。 植え付けたばかりの花壇には不織布をかける。 寄せ植えなどの鉢物と、 蕾や花のついたクリスマスローズや あまり雪に当たらない方がいいと判断した植物は 軒下に移動しておきました。 いくつか葉が折れてしまったものもありましたが ほぼ問題はありませんでした。 2月に入って立春を迎えたばかりの大雪。

冬の水切れでやられました

冬の乾燥と庭の水撒き 冬庭の乾燥でないだ植物 冬は空気が乾燥するので、 お部屋の中で加湿器を使われていらっしゃる方は 多いのではないでしょうか。 私が子供の頃は石油ストーブやガスストーブなどに たっぷりと水を入れた  やかんや鍋を掛けている光景が 冬さながらといった感じでしたが 今はファンヒーターやエアコンが主流ですかね。 庭でも乾燥は強く 小さな鉢などは1日で土が乾いていることもあります。 私の地域では今年は雨が少ないので 昨日もお日様の日差しが当たり始めた時間に

気になった場所は写メ・作業優先順位を決める

朝の庭で野鳥の餌やりと気になる箇所のチェック 朝、身なりを整えた後に まずすることは 野鳥たちの餌を作ることなのですが 私の庭に目下やってくる鳥は 雀、メジロ、シジュウカラ、 最近はヒヨドリです。 雀には剥き餌を メジロはみかん、 そしてシジュウカラはピーナッツとアーモンドを 包丁で小さくしてあげています。 ヒヨドリはみかんが目的で他の鳥をけちらかすので 2箇所に分けておきます。 それぞれ餌を啄んだり、 水を飲んだり、 時には葉に付いている虫を食べたりしている様です。