持続可能な働き方?

あと10年か15年。
うわ、15年は本当は考えたくない。
定年の話。

今の仕事がキツいので、このペースで
クオリティを下げずに、定年まで
働けるかな···としばしば、最近思う。

贅沢な悩みなのかも知れないけど。
まだ、自分が選択できると思ってるから。

中途で入ってきた3~4歳歳上の、
シングルマザーで、長年派遣で
働いてきたという経歴の人がいる。
派遣時代の収入より大幅に下がったことと、
でも、正社員で雇ってもらったし、
という天秤で、入社当初から思ってたんと
違うモードになってるようだ。

確かに仕事のプレッシャーや責任度合いは
派遣とは違うだろうし、専門職の業務だから、
より間違えられないし、正確さを要求される。
自主性や、多少業務の範囲を超える働きも
当然求められる。
派遣の時のように、言われた仕事だけ、
契約の業務範囲内だけ、というわけには
いかない。

正社員でこれだけやること多いのに、
その割に、対価に見合った給料では、
無いよね、とそのオバサンは文句が多い人で。
それが嫌ならそもそも、この業界の
この業種に応募しなけりゃ良かったのにね。

そのオバサンがたまに朝早くに
職場で一緒になると、辞める辞める詐欺?
オオカミ少年ならぬオオカミおばさんに
なるんだよねぇ。
でも確かに言ってる不満は、私も共感する
部分もあるから、全否定はできない。

いわく仕事が「楽しくない」「報われない」
「やりがい搾取」とか。
ミスを朝礼で共有という名の吊し上げ
みたいな時間について「恐怖政治」。
ははは、言い得て妙。

でもまぁ、正社員なら仕方なくない?
仕事で報われるって、何??
って、本気で思ってしまった。
てか、そんなに嫌なら辞めたらいいじゃん。

給料もらえて、保険に入れて、
雇用され続けてもらってたら、
それで充分に報われてるんじゃないの、
と思ってしまう私は、相当諦観してしまってるのかな。

本当にやりたい大好きな「仕事」に
ついていない限り、果てしなく妥協して
仕方なく、生活するために働くしかないんじゃないの、普通の人は。
普通の人って何、という話にもなるけど。
その中で、たまにやりがいあれば、
儲けもんじゃないかな。

そもそも"本当にやりがい大好きな仕事"
って、自分にとってなんだろう。
きっとこの世の中に無いかも知れない。
例えあったとしても、大学の専攻で
勉強してたとか、専門の資格がいるとか、
その道の修行や留学やキャリアが要りそう。
もしくは一から創り出すようなことを
しないと、無いだろうね。

ま、そこまで大袈裟じゃなくとも、
今ある、今働ける仕事の中で、
理想を言えば一瞬でも、楽しいとか
報われるとか、やりがいがあるとか、
思えたらベストだけど。

その元派遣オバサンてさ、文句は言うし
不満も言うし、それはそれで真理を
突いてるところがあるんだけど、
じゃあ、変えられるように主体性出せば、
と思うけど、そこは能動的じゃない。

主体性が無いんだよね。出せば損するとでも
思ってるみたい。
改善したいなら、自分のできる範囲で
今の仕事ややり方を創意工夫していくしか
ないじゃんと思う。

ブリアナ・ギガンテちゃんのYouTubeを
よく見てるんだけど、しゅきぴさんが
仕事の悩みに答える回がとても素晴らしい。
まだ途中までしか見てないけど、
主体的にならない部下について、という
相談で、主体的になって働きたいような
職場環境じゃないからだ、というような
回答していて、確かに!と膝を打った。

職場で仲間同士が助け合ったり、
感謝の言葉を述べたり、褒め称えあったり、
そういう環境にしていかなきゃいけない、と。

うわーー。うちの会社、ミスはあげつらうけど、
褒めたり労ったり感謝したりが、ないわ。
上司からそういう言葉をかけられた回数、
少ないかも。
そもそも上司や周りから評価されたいとも
思ってないから、評価制度とか鼻ホジもん
なんだけどねー。
でも、評価されたり、これをしろ、
この等級ならここまで出来なきゃダメとか、とか言われたりして、不自由で
楽しいとかやりがいとか、マジ無いわ。
理不尽な顧客の要望とか、責任が重い。
そういうところもうんざり。
これがこの業界のこの仕事の役割と
言われればそうなんだろうけどさ。
いや、それだったら、私が辞めたいんだけどね。

オオカミおばさんの、辞める発言。
繁忙期が終わったら、本格的に言うんじゃ
ないかなと睨んでいる。
別に良いけど、働きたいような職場じゃ
ないから彼女は、主体的に動かないのだな。もちろん、私もそういう部分、大いにある。

ああ、辞めますと言えたら、どれだけ良いか。
でもじゃあ、次に働きたい仕事って何?
この年齢で転職って、本当にどうなの?
現実と希望と、いろいろすり合わせが
いるなぁ。
って、本当の望みは答えは出てるんだけどね。
簡単には辞められないのだった。




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