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忘れかけたら思い出せばいい。

 もうすぐ震災から12年が経つ。12/10(土)私は仙台出身の友人と共に、映画「すずめの戸締まり」を見た。この映画は地震を題材にした映画であり、緊急地震速報も流れるため、事前に注意のアナウンスがされていた。映画を見て思ったのは、「面白いからもう一回見たい」という単純な感想だった。映画が終わった時友人は号泣していた。地震を久しぶりに思い出したことがきっかけで、12/15(木)に防災体験施設「そなエリア東京」に行った。とても綺麗な施設だったが、小学生や中学生で溢れかえっており、個

    • ネットにはない人間の強み

      インターネットとは非常に便利なツールであり、生活を支配しているといっても過言ではない。情報技術の発展によって人々の仕事が奪われていくということが危惧されているが、人間にしかできないこととは何だろう。私はインターネットには無い人間の強みは、「同じ目的を持った仲間とその場を共有し、一緒にゴールへ進めること」だと考える。一人でなんでも解決することは、効率的かもしれないが孤独に始まり、孤独に終わる。ただ目標に向かって一目散にダッシュするのではなく、合理的ではなくても、人に教わり・人に

      • 人事を自分事に

        私は自分に関係のないことは知らない、当事者にならないとどうでもよいと思ってしまう癖がある。選択的夫婦別姓も数年後には関係がある話なのに、なんとなく遠くて大衆の意見のようなことは言えるけど、自分だったらこうしたいというオリジナルな意見は出てこない。この根底には、誰かがやってくれるから関係ないと思ってしまっていることがある。全ては人任せなのに、いざ自分がその立場になったら、制度や国家がダメだと焦ったように言い出す。他人事を自分事として捉えられないと、何も変わらず中身はすっからかん

        • 壁は乗り越えなくてもいい

          「壁は乗り越えず、するっと迂回する」(『これからの僕らの働き方』横石崇(著)664ページより引用)この言葉から乗り越えられない壁は、まじめに乗り越えようとするのではなく、するすると抜けていって、自分のやりたいことを実現しても良いということを知った。実際にこの本の中でも自分に合わないと感じたら、すぐに見切りをつけ、転職や企業など働き方を変えたとおっしゃっていた方が多かった。一度大きな壁にぶつかると、他のことが目に入らない、考えられない状態になる。そんな時こそ広い視野を持って、し

        忘れかけたら思い出せばいい。

          場をつくるって?

          私はゼミで毎回行われる「場づくり」には一体どんな意味があるのだろうと考えてきた。ゼミに参加してはじめの方は、音楽を流す効果は何だろう、椅子や机を移動させない方が効率が良いのではないかと考えていた。しかし6/30の場づくりで、あるゼミ生が音楽を流してくれた人に対して「音楽を流してくれてありがとう。この曲いいね。」と話しかけ、会話が盛り上がっている光景を目にした。ここから私は「効率性」を重視するがあまり、一緒にいる人のことを考えておらず、流してくれた人に対して感謝の気持ちを忘れて

          場をつくるって?

          ワクワクが動機に!

          6月30日のカフェゼミ#54でデンマークの自由な学校フォルケホイスコーレに留学した大城さんが「学びは人生を豊かにするもの」とおっしゃっていた。フォルケホイスコーレはテストも教科書もなく色んな人と交流したり、好きなことに没頭できる学校だ。今までのカフェゼミのゲストの方には共通点があった。それは、より良いものを求めて実践を続けていることだ。私は長岡ゼミに入らなかったら勉強は単位をとるためだけではないということを知らなかっただろう。大学生活で得られる学びは座学だけではない。いつかや

          ワクワクが動機に!

          ナナメの関係

          5/12のワークショップでNPO法人カタリバの内海さんの「ナナメの関係はすべての活動の軸となる」という言葉が強く印象に残ると共に自分にとってナナメの関係から与えられている影響について考えるようになった。振り返ると毎日頻繁には関わらないものの、自分にとって良い影響を与えてくれる存在がたくさんいることに気付いた。高校2年生の時に地元の大学を選ぶか上京するかという進路を迷っていた時に一番相談しやすく、決断する勇気をくれたのは遠い親戚の叔母だった。ここからナナメの関係の人に相談するこ

          ナナメの関係

          脱・都合のいいお利口さん

          人の顔色を窺い、お利口さんであり続けることは簡単なことだ。しかし、それを続けていると本当の自分はどんどん薄れていく。臨床心理士の友人の研究に協力してテストを受けたとき、本当は独創的なアイデアがあるのに何かが自分を縛り付けている状態だと言われた。常識やルール、人にどう見られるか考えてしまうことが原因だと思う。大学や就活ではいきなり、マニュアルのない自分らしさが求められる。自分が分からなくなった時、やりたいことにすぐ挑戦してみては飽きてやめていた子どもの頃を思い出してみてほしい。

          脱・都合のいいお利口さん