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プロンプトエンジニアはプログラミングしない仕事?【Podcast 文字起こし】

※この文章は2022年11月に収録されたPodcastの書き起こしです。
古川:株式会社デジタルレシピCTO兼Catchy開発者
柴田:Catchyプロンプトエンジニア

プロンプトエンジニアはコードを書かない?


古川:前提として、あれですね。柴田さんはプロンプトエンジニアという職種名は付いてはいるんですが、いわゆるその従来のウェブエンジニア、つまりプログラミングをするようなところではないわけですもんね。

柴田:そうですね。実際これまでも勉強しようしようと思って挫折してきた歴史があるんで。
そんな背景でもPlaygroundっていう、要は僕が書いているプロンプトと呼ばれるAIに対する指示をシミュレーションできるものが、OpenAIっていうところから提供されているものがあるんですけど、そこでAIと会話みたいなことができるんですよね。
たとえばこういうプログラムを書きたいんで書いてくださいって言って指示をすると、実際にそのコードが出てきます。
そのコードを見ただけでも全然僕はわかんないんで、逆に今度はそのコードをどうやって使ったらいいの?っていうことをまた聞く。
そうすると結構ちゃんとした答えを返してくれるんですよね。それは結構おもしろいです。

📌 Playgroundについてはこちら

古川:なるほど、なるほど。たしかにもちろんゼロからコードを書くっていう用途もありますし、逆に既にあるコードがなにをやっているのかを日本語で説明してくれるっていう文脈でも活用しているエンジニアっていうのは結構SNS見てても多いなって感じています。
この先、自分自身でプログラムを書くとか、他の人が書いてるコードを説明してもらうとか、何かそういう双方向でのコミュニケーションしながらどう書く?みたいな使われ方はあるのかなっていう感じはしますね。

AIに人格を与える?


柴田:古川さんがおっしゃったコードを作るんではなくてコードについて説明をしてもらうみたいな文脈だと1個最近面白いなって思ったのが、学術誌っていうんですか?
学術誌の論文の一部を簡単に説明してくれるみたいなそういうサービスがGPT3を使って出てきているんで、そういう生成文脈じゃなくても既存のものを要約するのもそうですし、難しい言葉をわかりやすく噛み砕くみたいな使い方もちょいちょい出てきてるんで、それも面白いですよね。

古川:たしかに論文で言うと、ちょっとこの後のAIに人格を与えるっていう話とも関連してくるんですけど。
論文を指定するとその論文の著者の立場というか、その論文に基づいて質疑応答に答えてくれるみたいな。サービスがなんか見かけた気がしますね。

柴田:なんか長文読解みたいなイメージですか?

古川:イメージはそうです。もうそのAIに4択問題の作者の気持ちを答えよって言ったら、正答率100%になるんじゃないかみたいな。ペーパー長いと読み切れないので、指定の問いに対してどういう考えを持っているか?だけを抽出してくれるようなAIみたいなイメージですよね。既に出ているもので言うと、知りたいところだけをピックアップピンポイントで読めるっていう、ものがあるみたいですね。論文を読み込ませてその著者になりきってもらうっていう、まさに人格を与える話なのかなって。



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