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ゲンヤくん卒業しました

3月13日からトライアルに入っていたゲンヤくん、つつがなくトライアル期間を終了しお家の子となりました。

ゲンヤくんの里親さんはお引越しを機に猫さんを迎えようと、じっくりたまゆらに通ってくださっていました。
一人っ子でのお迎えを希望されていたため、よくよく猫たちの様子を観察されてあまり他の猫と一緒に行動していないゲンヤくんにお声がかかったのです。
1月中旬にたまゆらに来たばかりのゲンヤくん、その頃急に人馴れしたのはこのご縁に備えてのことだったのかもしれませんね。

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皆さまからいただいたお持たせとともに出発です!

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お家についたゲンヤくん、ご用意いただいたケージの中で固まってしまって出て来ずでしたが、落ち着ける隠れ家があったおかげか表情は比較的余裕があったのではないかと思います。

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ご連絡によると、私が帰った後ケージから出てきて探検し、その夜は一晩中夜鳴きしていたとのこと。
たまゆらではほとんど声を聴いたことのないゲンヤくんでも夜鳴きするんだなあと、当たり前かもしれないけどちょっと意外だったのでした。

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そんなゲンヤくんもごはんは完食。
そして前夜の夜鳴きで疲れたのか、翌日はずっと人ベッドの下でお昼寝していたそうです。
たまに起きてきて爪とぎをしたり撫でさせてくれたりするというご報告に、それならさほど心配はなさそうだなと一安心しました。
翌日の夜には夜鳴きも落ち着き、3日目には少し遊んだという思いがけない順調さにただただビックリ。
まだ人を怖がる様子もあるとのことでしたが、たまゆらに来たばかりの頃のゲンヤくんから考えると、一人っ子になったし環境慣れには時間がかかると思っていたので本当に意外な展開でした。

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とても順調そうに見えたゲンヤくんですが、お家に来て数日後、食欲不振になってしまいました。
里親さんはいろいろゲンヤくんの好きそうなものを用意したうえでそっとしておいてくださったのですが、体調不良で不安だったのかゲンヤくんの方からスリスリ甘えて来ていたそうです。

少し様子を見ても改善せず、里親さんに病院に連れて行ってもらい、診断はストレスと換毛期による毛玉吐きだったとのこと。
胃薬を飲ませてもらってすっかり元気になったそうで、やはり緊張で疲れが出てしまったのでしょう。

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その後は里親さんが仕事から帰宅すると足元について回り、撫でるとゴロゴロ喜んでおもちゃでも全力で遊ぶようになりました。
里親さんも予想以上に早く家に慣れてくれた、毎日幸せな気持ちにさせてもらっていると仰って問題なく正式譲渡になりました。

ゲンヤくんの新しい名前はとらじろうくんです。
そして後から知ったのですが、とらじろうくんが正式譲渡になった3月22日は雉が日本鳥学会から国鳥として選定された記念日ということで、Twitterではキジ猫祭りが開催されていたようです。
なんだかとってもめでたい日に正式譲渡になったのは、高橋陽子さんからいただいた八福猫の色紙のご利益なのでしょうか。

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おめでとう、とらじろうくん!末永くずっとお幸せにね‼

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