今更サブスクという単語を知った

とあるツイッターを見ていてサブスクという単語が引っかかり調べてみました。Apple MusicやSpotifyなどの音楽定額配信サービス(音楽だけでなく動画配信のAmazonPrimeや本定額読み放題のKindleUnlimitedも含む)を「サブスクリプション」略してサブスクって呼ぶんですね。なるほど勉強になりました。

サブスク利用してました。
Spotify
AmazonPrimeVideo
KindleUnlimited
音楽、映画、アニメ、読書、僕の娯楽ほとんどこのサービスで賄っています。十分事足りてます。

CDを買わなくなった
サブスクのせいだけではないと思いますが、最近全然CDを買わなくなりました。大好きなアーティストは当然買うのですが、それ以外は全く買いません。昔はちょっと聞いてみたいなというアーティストはCDレンタルをしていました。それも最近は全くしなくなりました。
あの頃は安価なCDレンタルで興味のあるアーティストの音楽に触れて幅を広げていたのですが、今はそれがもう完全にサブスクが代用してくれてます。探せばだいたいほとんどあるし、そもそもCDレンタルに比べ検索が簡単です。

最近満を持してユーミンが追加されました。Spotifyしか見てませんがほとんどありますね。
オリジナルアルバム38作、シングル41作、ベストアルバム7作、セルフカバーアルバム1作の楽曲収録らしいです。これだけの量のCDをレンタルするのはどれだけお金がかかるのでしょうか?一枚100円だとしても10000円近くかかります。そもそもこれだけのユーミンのCDを置いているCDレンタルSHOPはネットレンタルでもないでしょう。
在庫を抱えるビジネスは今後ますます厳しいです。

ただこういったストリーミング再生は利益率が低いです。
10000回再生されても1600円しかアーティストには還元されません。
100万回再生されるであろうユーミンでさえ、16万円しか入ってきません。そちらに舵を切ったということはユーミンですらもうCDを見限ったということでしょう。

電子書籍
サブスクリプションではありませんが、販売型の電子書籍があります。僕も紀伊国屋書店のKinoppyというアプリを利用していて、そこでいろんな漫画を買って読んでいます。本当は買って読みたいのですがスラムダンクだけは未だに頑なに電子書籍化を拒否しています。最近愛蔵版という新しいのが出版されましたが、そちらも「出版」だけです。それに対する井上先生のこだわりの記事も読みましたが十分納得できる内容でした。
それができるのは「スラムダンク」、井上雄彦という上位1%に属する作品、作家だから可能なのだと僕は思います。
同じく上位1%の鳥山明先生ですらけっこう早くにドラゴンボールやアラレちゃんを解禁をしていて、電子書籍で普通に読めます。
数年前に読むようになった宇宙兄弟も電子書籍のランキングで一位になっていてそれで興味を持って読んでみようかな思った作品です。紙の本で読んだ事は一度もありません。そういう出会いもあります。

個人的には何冊も持ち歩けないので紙の本は不便です。なにしろ紙の書籍は重量がある。
iPadに入れて空き時間などに気軽に読みたいので、今後漫画は電子書籍でしか買わないような気がします。
ただ完全に電子書籍に移行するのは難しい。寝る前の読書に関しては紙の本の方が圧倒的に目に優しい。上手く使い分けていければなあと思います。

作者側には厳しい時代
iPhoneの新型に15万円は払っても、CDに対して2000~3000円払うことを渋る時代です。それだけ時代も変わっているし、サブスクが主流になるのは時代の必然でしょうね。

消費者側は便利な方を選べばいいだけですが、アーティスト側には相当厳しい時代です。その少ない利益すら奪う行為である無断コピー、違法アップロードは言語道断。そういう人は言ってもわからないので厳しく取り締まって欲しい。
若者の中には無料なのが当たり前だと思っている層もいる。文化にお金を払わないということは、文化を殺すということ。無料最高な人々には何を言ってもわからないとは思うが、そういうこと。

最近もドラマ東京ラブストーリーにはまり、その流れで小田和正からオフコースをチェックしたい衝動にかられた。昔だったらCDレンタル屋に行って探すという行為をしなければオフコースの音源にアクセスできなかったが、Amazonのサブスク、AmazonMusicであっさりと見つかって今堪能している。こうして古き良き音楽に簡単にアクセスできるのは本当に便利。
そしてそれがもっとアーティスト側に還元されてほしいとも思う。

ありがとうございます。有意義なことに使います。