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Facebook歴10年のオンライン講師が語る!Facebookアカウント乗っ取りを防ぐ3つの方法&乗っ取られた場合にやってほしい2大緊急対処法を図解します!

こんにちは!
Zoomであなたをナンバー1にする講師、神戸正博です。

1.コロナ禍で急増!あなたのFacebookアカウントが乗っ取られる危険性

Facebook、やってますか?
お仕事に、遊びの交流に、とても便利な実名登録型SNSです。

やっている方に質問です。
最近、こんなメッセージ、来ませんでしたか?

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あきらかにおかしな日本語ですね。でも、友達からの来たら思わずクリックしてしまうかもしれません。実は、それはとても危険なことです。

なぜならば、あなたの個人情報を狙うサイバー攻撃の可能性が極めて高いからです。コロナ禍下におけるテレワークの急増で、現在、こうした被害が急増しています。次のデータをごらんください。

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わずか4ヶ月間での伸び率が【33.9】倍。恐ろしいですよね。

こうしたサイバー攻撃は、主に3つの被害をあなたにもたらします。

プレゼンテーション1

この中で特に恐ろしいのが、Facebookアカウントの乗っ取りです。

2.Facebookアカウント乗っ取りがもたらす6つの被害

乗っ取り犯は、あなたのアカウントを使って、こんな悪事を働きます。

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「レイバンの眼鏡」の事例はあなたもご存知かもしれません。
なにより怖いのは、いったん乗っ取りが始まると連鎖して、あなたの友達にも被害が及ぶことです。

ここで乗っ取り犯の手口をご紹介しましょう。
一般的に想定されるケースを図解します。

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「ある日家に帰ったらもう1人の自分がいて、追い出されてしまう」

ホラーの定番ですよね。でも、デジタルの世界では超常現象に頼らず
このようにしてあなたの人格を乗っ取ることが可能なのです。

でも、ご安心を!
次の3つの防衛策をおこなうだけで、乗っ取りの脅威は激減するのです。

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いずれもカンタンな設定であったり、少しの心がけですむことです。
1つずつ見てきましょう!

3.方法1「メールアドレスを非公開にする」

メールアドレスはFacebookに登録した段階では、誰でも見えて検索できる状態にあります。「開かれたプラットフォーム」という性質上、やむをえないことです。しかし、これが上記のようにアカウントの特定につながってしまいます。そこでおすすめなのが、公開設定の見直しです。

まずはPCの場合から見てきましょう。

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次は携帯電話(スマートフォン)からアクセスする場合です。

Facebook漏洩

これにより、アカウントが特定される脅威自体が激減します。

4.方法2「セキュリティ設定で防御する」

もちろん、Facebook自体にもプライバシーとセキュリティを守るための防御機能は備わっています。ここでは、その活用法を見てみましょう。

その前に、そもそもFacebookの設定をどう見るか少し分かりづらいので
ご説明しましょう。

 Facebookの設定画面への入り方

まずはPCの場合です。

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次は、携帯電話(スマートフォン)の場合です。

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この「セキュリティとログイン」の画面については、ここからは、PC・スマホとも表示は似ているので、ここではPCを主体にご説明いたします。

  ログイン履歴の確認の仕方

Facebookの機能で、ログインした場所と端末を確認することができます。

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ただし、市区町村については仕様なのか、地名に間違いも見受けられます。

     アラート通知の設定

未確認の端末やブラウザからあなたのアカウントへのログインがあった場合は、警告のアラートが通知される設定も可能です。

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      二段階認証の設定

不審なアクセスがあった場合、通常のID・パスワードのほかにセキュリティコードの入力などを求めて、より厳重な本人確認をおこなうものです。

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アカウント復旧承認の友達をあらかじめ指定する設定

乗っ取り犯は、アカウント復旧の承認をする3人の友達を自分の作ったダミーアカウントで応じます。つまり、承認に必要な友達をあらかじめ信頼できる特定の個人にしておけば、問題は回避できるというわけです。

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 連携アプリ・診断アプリの見直し

実名登録制が基本のFacebookでは、そのアカウントで他のサイト・アプリにサインインすることが可能です。また、タイムラインをみれば、常におもしろそうな診断系アプリがあなたの登録を待っています。しかし、ここからあなたの個人情報が流出するおそれがあるので、こまめな確認は必要です

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5.方法3「不審なリンクへのアクセスや友達承認はしない」

実は、方法3が最も大切なのかもしれません。
乗っ取り犯は、あなたの親切心や好奇心につけこんできます
「君子危うき近寄らず」はオンラインだからこそ大切です。

こんな友達申請の承認は避けましょう!

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「なりすまし」申請を防ぐために友達リストの公開範囲を考えよう

上記の友達申請のなかで特に怖いのが、既存の友達への「なりすまし」を
しての申請です。「事情があって、もう1度承認して」とメッセージがきたら断りづらいですよね。

こうした事態を防ぐには、そもそも友達リスト自体を公開しなければよいのです。具体的には、公開範囲を「自分のみ」にします。

それにより、あなたの友達リストは原則、他の人に公開されなくなります(共通の友達がいる場合はその友達のみ表示されます)。

まずはPCの場合の手順をみていきましょう。

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次に携帯電話(スマートフォン)の場合です。

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6. 「誰かがログインしているかも!」疑わしいときはFacebookが診断してくれます!

「もしかしたら、誰かがログインをしているかもしれない!」
「ひょっとしてもう乗っ取りがされている!?」

もし心配な事情があった場合は、スピーディにFacebook側が診断してくれる
機能があります。下記のアドレスにアクセスしてください。

不正使用されたアカウントを報告

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もし、アカウントが他人によって試行された形跡がある場合は、ただちに教えてくれます。指示に従いパスワード変更をしましょう。

7.「すでに乗っ取られて、ログインもできない!」そんな場合の緊急対処法とは?

「すでに自分のアカウントでスパム投稿が開始されている!」
「すでに乗っ取り犯が自分の名前で活動しており
 ログインすらできなくなっている!」

そんな緊急事態になったら、至急、次の対応をとってください。

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なかなか使用しないヘルプセンターですが、こういうときに役立ちます。
ぜひ被害が拡大する前に、落ち着いて対処してください。

8.最後になりますが

2019年、フェイスブック開発者会議「F8」で、CEOのマーク・ザッカーバーグは、これからのフェイスブックのイメージを「リビングルーム」と語り、一層の「プライバシー重視」に取り組む旨を述べました。

拡大し続ける「つながり」創りから、一人一人を大切した「きずな」創りへの方向転換ともいえます。

だからこそ、使用する私達も、我が家の防犯のように自分のアカウントを守っていきましょう。

長文をお読みいただきありがとうございます。

P.S 2020年7月7日に初出版がかないました!
  あなたのZoomライフを応援する1冊です。
  よろしければ、ご一読ください。

動画でも解説しています


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