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大人と子供は比較級もしくは形容詞

どうも、蜥蜴屋しげでございます。

今日は考え方の一つを書きます。参考になればうれしいです。


「いつ、大人になれるの?」

子どものあるある質問ですね。

法律上の大人は、20歳です。2022年からは引き下げがあるらしいですね。なので、こう答えると良いです。

「20歳から大人やで」

おわり


と言いたいところですが、こんなことでは問屋が卸さない。

例えば、大人や子供に関する言葉でこんなのがありますよね。

「あいつはまだまだ子供だな」

「いい加減、大人になれよ」

ドラマ・映画・漫画等々でよくあるセリフですよね(ないかな?)。

今回の記事はこの場合について言及していきます。

上のようなセリフは、法律的な意味はなく世間一般に大多数の人がイメージする大人・子供の様なモノ・状態を指しています。つまり、大きい・小さい・熱い・冷たい等の形容詞的であり、それぞれが対となす比較級的表現です。。

例を挙げます。

大人:落ち着いている、計画性がある、教養がある、仕事をしている

子供:落ち着きがない、向こう見ず、頭が悪い、遊んでばかり

あくまで例です。人によってイメージは当然違いますし、用法も曖昧なところがあります。

言葉によっては、曖昧に表現することで想像を働かせ心が豊かになり、それが日本語的で美しいと感じる場合がありますが、これに関しては只々、曖昧ってだけです。


さらに踏み込んで考えると、短絡的に「大人だ」とか「子供だ」と断定するような人には注意が必要になります。

短絡的にこの言葉を使う人は、主に自分が思う理想を押し付けて、そのように行わせる・行動させることが(無自覚に)目的で、あまり考えていない場合が多いです。

例えば、落ち着きがない人に「まだまだ子供だな」とか「そろそろ大人になれよ」とか言う人は、落ち着かせるという目的を果たしたいかもしれませんが、曖昧な表現であるために正確に伝わることはなく、言われた人は只々不快に思うだけでしょう。

曖昧な上に、具体性がなく、人を貶めるような表現(が多い)であるため、生産性がなく、解決に向かうこともなく、只々人を傷つける結果となります。

ビジネス本でよくありますよね「具体的に」という言葉。

まさにその通りで、落ち着きを持たせるためには手慰みを持つとか、具体的にどのように落ち着くことが良いか等々を正確に伝えなければ意味がありません。


とりあえず結論は、「大人だ」「子供だ」と短絡的に使う人には注意しましょう。そういった人は大した具体的なビジョンもなく言ってる場合もあるでしょう。案外職場で言われることは多いかもしれません。

自分が使う場合も、曖昧で良い時と場合を選ぶ方が無難かと私は思います。


以上。

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