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私の人生

私の人生はいったい何だろうか。そんな答えの出ない問いに自分自身で問いかける。この文章も誰かの目にとまるか、流されて消えて行くのかも分からないのに、私は深夜にキーボードを押している。

私の記憶は赤ちゃんの頃から断片的にある。一番初めの記憶は自分の手を手として認識した瞬間だった。その時同時に自分は生まれ変わってしまったんだと理解し落胆して眠りについた記憶。その次は、今回は女に生まれてしまったと気付いて落胆する記憶。兄と認識して初めて会った日の事。そして幼稚園児の頃に私は地獄に産まれたんだと思った様々な出来事。

幼い頃から母親に激しい虐待とネグレクト。中高は母親からの激しい嫉妬。大学生の頃は広島に帰って来るなと言われる。今、東京で暮らしているのも『広島に帰って来るな。もうとっくにお前が居ない事で日常が回っている。帰って来るな。』と言われたからだ。これが3回目だった。だから広島で決まりかけていた部屋もキャンセルして私は東京に居る。兄には嘘をついた。ごめん、言えなかった。

私は今アニメの仕事をしている。絵はずっと描いていて、昔は個展なんかもしていた。今は自分のデザインを商品にしてネット販売したり、漫画を描いたりもしている。私の人生を漫画に描こうとも思ったけど…みんな幸せな話が好きだよね。辛い話には目を塞ぐ人は多いし、だけどそれが悪いとも思わない。

今は正直私は幸せだと思っている。猫の居る生活をできているから。

言えない不安は沢山あるけど。兄には感謝している。あのイカレタ両親を兄に任せっきりにしているから。とはいえ私が居るともっと大変になる気がするけど。

生き別れの娘には謝っても謝っても謝罪しきれないだろう。だけど私は娘を愛している。貴女は私の奇跡。

私の人生はこれからどう進んでいって、どう終着するのか。残せるものはあるのか。生きてきた痕跡を残せるだろうか。必要とされずに育ち『鬼子』と呼ばれて育った私が、この世に生きていけている理由は何か。誰か独りの心に残る事はできるのか。まるでこれは魂の叫びのような文章で、ある意味遺書のような気持ちを込める。

読んでくれた方に心から感謝をします。貴方の時間を分けてくれてありがとう。

サポートして頂いたお金は全て腎臓と心臓の悪い猫達の医療費に使わせて頂きます。本当に助かります。ありがとうございます!