私の憧れ

【1日田んぼ体験からの気づき】

お米大切。
そう感じて、行動を起こしたら、素敵なご縁をいただいて、家から車で1時間弱の場所で、なんと‼️田んぼ体験できました😊

弥兵衛に集まる方は、それぞれみなさん魅力的。
普段何をされてるのか、全く想像もつかないほどに、みなさん軽やかに飄々と今を楽しんでる。
めっちゃカッコい〜ぃ‼️

お昼を食べながらのおしゃべりも楽しくて、私の好きなあんな話もこんな話も、遠慮なくジャンジャンできる。

はじましての方ばかりの場所は少々苦手な私も、スルンとお仲間に入れていただけました。

田んぼの感触は‥
にゅるにゅるっと足が入って行くんだけど、やっぱり底はあって🤭

『前のめりになりながら足を上げるだけ』

歩き方のコツも教えていただいて、なかなか順調。
風が心地良くて、アーシング効果もあってか、なんとも気持ちい〜い❣️

田んぼに浮いてくるアクや雑草、そしてその種をお掃除。
手作りのお掃除道具で、（野球部のタイヤ引きみたいな感じ。わかるかなぁ‥昭和だね🤣）チェーンが着いたのを田んぼの端から端まで引いて往復して、苗の間を通ると土がかき回されて、雑草や種が浮いてくる。
それが、風に押されて1箇所に集まってきたところをザルで掬うの。

初めてだったから、こんな作業もあるんだね‥って。
とにかく見るものやること、全部が新鮮。

カエルの卵やタニシ、ゲンゴロウみたいな虫。
一緒にお掃除したチビッコ船長が、いろいろ見つけては教えてくれる。
卵の中で小さな小さなおたまじゃくしが動いてるのも初めて見た。

そして、いよいよ補植。

田植えが終わった田んぼの苗が抜けてるところに手植えをしていくの。

なんかねぇ、職人気分になってた私🤣
初めてのことはなんでも楽しい❣️

どのくらい田んぼに入ってたかなぁ‥
最後はちょっと足がヨタってきて😅
体力作りに励まないとなって。

とっても楽しい1日でした😊

家に帰ってからは、眠くて眠くて🤣
めっちゃ早寝でした。
そして、次の日は身体バキバキ😂

それでもまた行きたい場所になりました。

と、ここまで書いたけど、そのままになってた。

今朝（これもだいぶ経ってるんだけどね💦）大切なことを思い出した。

弥兵衛の人たちは、私が幼い頃憧れていた大人だった。
ずーっと忘れてたけど‥
弥兵衛で感じたあの感覚。
あれはまさに、憧れの大人✨だった。

そして、それは、私の父だった。

父は、とても破天荒な人で、家族を支える大黒柱でありながら、フリーランスで絵を描く仕事をしていた。
だから、安定して収入があるわけではなく、単発でいろんな仕事をしていた。

父が平凡社の百科事典に携わっていた時、家に遊びに来てくれたり、父から話を聞く大人たちは、みんなカッコいい大人たちだった。

会話がウィットに飛んでいて、江戸っ子のようなテンポの良さで軽快。
そして、豪快😆
そのこぼれ話を聞くのがめちゃくちゃ楽しかった。

そのくせ、すごく繊細で隅々まで行き届いた、丁寧な仕事をしている人たちだった。

父は、魚の挿絵を担当していた。
魚一匹描くために、東大の教授に会いに行くのだ。
そして、細部にわたって情報提供してもらい、それを描く。
百科事典だから、嘘があってはいけない。
そのためには、どこまでも追求する。
私は、そこに男のロマンを感じてたんだろうなぁ‥😆

仕事が終わると、ほぼほぼ毎日飲みにいくという豪快さ。
そこで、打ち解けて、お互いを知り、阿吽の呼吸で仕事をこなす。
めちゃくちゃ昭和だけど、循環を感じる。

私はそんな大人に憧れてたんだ。

父に似てると言われるのが、なぜかわからないけどほんとに嫌だった私。
だから、憧れてたんだって気づいたら、めちゃくちゃびっくり‼️だけど、なりたい私のモデルが見つかった😆

私の世界は私が創り出している。

そんな感性の人たちと共に生きる。

こんなことを書き綴っていたら、30年余り年賀状のやり取りだけの昔の職場の同期から、みんなで会おうよ❣️と、お誘いの手紙が届いた。

地球は、なんておもしろいところなんだろ😊

写真は【そらまめ】さんの作品。
いつものことながら、写真を1枚も撮っておらず😅いつも心に焼き付けております😆