コスメのこと④

自分はブルべ夏ということでブルべ夏三種の神器というものがある。
〇 Les Merveilleuses LADURÉE(レ・メルヴェイユーズ ラデュレ)
  リクイド ファンデーション
〇 LUNASOL(ルナソル)
  シャインフォールアイズ 03
〇 CLINIQUE(クリニーク)
  チーク ポップ 15
これを揃えたのは今年になってからであり、このアイテムでメイクをすると、どうして早く集めておかなかったのかと悔やむことが多い。指標があったとしても、ファンデーションなど自分の似合う色を見つけ出すのは困難を極めていたのである。まずベースメイクの紆余曲折から述べていこうと思う。

タッチアップしながら買ったファンデーションは2年前になるのだが、これは時短を極めるためのもので、化粧水⇒乳液をつけたら即ファンデーションに移行できる優れものである。
なおかつ頬の赤みなど出やすい質ではあるため、「顔の色に合った」ではなく「ある程度頬の赤みを消して自然に見せる」ものを購入したのだ。
これがクリニークのイーブン ベター ブライトニング クッション コンパクト 33にあたるのである。
比較的このファンデーションで満足はしていたが、何事も形から入りやすい性質のため「一回すべてのベースメイクを揃えよう」と考えた。

まず悩んだのがファンデーションの前に目のクマを何色で消すのか問題である。
前からクマ消しコンシーラーなど使っていたものの、ファンデーションをするとどうしても目の周りは不自然に見えてしまっていた。
そこで身内に話をしたところ「ピンクを使え」という一言だけで終わる。
確かに今まではオレンジや黄色ばかり使っていたので、ここまで来たら物の試しだ、と思いエクセルのグロウルミナイザー(ピンク)を購入。
商品の名前通りパールの輝きも強く、目元に塗るとトーンが明るくなったのだ。これは予想外の展開。また上からファンデーションを塗っても浮かない。
これが運命の巡りあわせなのか?と思うほどである。
よくよく調べるとクマの種類で、コントロールカラーを変えることが必要だったのだとわかった。単に検索力が足りなかっただけの私である。

次に頬の赤みを消すためのコントロールカラーを探すことにした。
インターネットで検索してみると緑を仕込むことによって相殺できる模様。
ということでメディアのメイクアップベースを購入。
試しに塗ったときは量が多かったのか白みが凄いことになった。
何とか練習をし、量を調整してそれなりになったが「もしかしてこれも色が違うのでは?」と考える程度の仕上がりになる。
だがその他のコントロールカラーを試す前に、自分の中でメイクの方向性を変えてしまったのだ。
それはブルべ夏のコンセプトともいえるマット肌を目指す、ということだ。
それにより化粧下地自体をレブロンのフォトレディプライマー(パープル)に変えたのである。
ちなみにファンデーションはメイベリンのフィットミーリキッドファンデーション103。この色はかなり自分の肌に近いものである。
メイベリンを購入する前にはレブロンのファンデーションで明るい色を使用していたのだが、黄みが強く感じてしまいダメであった。
このレブロンの化粧下地とメイベリンのファンデーションを使うと、頬の赤みもそれほど気にならない状態に仕上がるようになった。
ここで頬の赤みをピンポイントで消さなくても、ベースメイクは完成したのである。ただメイベリンのファンデーションの後に、パウダーをはたくと色が浮いてしまう現象が起きる。はたいていたパウダーの色がクリアのものではなかったため、その要因もあるのだろうがここはもう少し研究を続ける。

こうしてマット肌にすることは完成したが、ある理由でブルべ冬に偽造するべくツヤ肌になるファンデーションも探すこととなった。
ここで出てくるのがラデュレのファンデーションである。
ブルべ夏三種の神器、かつこれがツヤ肌になれるファンデーションと口コミなど見ていたら俄然気になったのだ。
そしてこのファンデーションはポールアンドジョーのラトゥー エクラ ファンデーションプライマーとペアで使われることが多いとのこと。
現物を見にいくべく、先月、出社日に何とか仕事を切り上げてデパートに向かい手の甲だけでも色味を見せてもらった。コロナの状況下、直接色を載せることが出来ないのは歯がゆさを感じるのである。
そして「そこまで色味はズレていないかな?」と考え購入を決めた。

そして帰って試すときれいなツヤ肌に仕上がるではないか。
「なんだこれ」と鏡の前でもつぶやく程度である。
ポルジョの下地はハイライト感も強いため、ハイライトを最後に入れなくてもきれいに仕上がる。
ラデュレのファンデーションの色味は自分の色よりは少し暗い気もするが
下地で明るくなっている状態なので、そこまで影響しなかった模様。

さらっと書いてはいるがファンデーションを買いなおす事は多かったので
ツヤ肌目指しの商品が一回でドンピシャに当てはまったのは感動で涙が出るくらい嬉しかったことである。
あとベースメイクはパウダーと筆の研究くらいであろうか。
それはおいおい進めていくとしよう。

つづく

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