見出し画像

こういうのを「悪政」という


財務省が3日発表した2022年度の一般会計決算概要によると、国の税収は前年度比6.1%増の71兆1374億円だった。3年連続で過去最高を更新。企業業績が回復して法人税収が膨らんだほか、歴史的な物価高で消費税収が増えた。賃上げの動きが広がったことにより、所得税収も伸びた。  21年度の67兆379億円を約4兆円上回った。税収の多くを占め、「基幹3税」と呼ばれる法人税、所得税、消費税がいずれも増収だった。全体の税収は、リーマン・ショック後の09年度に40兆円を下回った後、ほぼ一貫して右肩上がりで増え、初めて70兆円を超えた。22年度は昨年11月の補正予算編成時点で68兆3590億円を見込んでいたが、想定を大きく上回った。

本来の税収増というのは、経済が発展して、その結果として物価が徐々に上がって、結果的に税収も上がりました。と言うのが正しい姿

に対して、景気も良くなっていません。けど、税収だけが上がっています。と言うのは、正直言って悪政なのですよ

昔、戦国とか江戸時代で例えると解りやすいかも知れない
「石高30万石の国で、年貢収入は12万石(税率40%)ある国が、新田開発や技術革新で米が60万石取れるようになって、年貢収入は30万石になりました」
これは正しいし、江戸時代の大名が国を豊かにするためにやったことが、これ

さて、もう一つ
「石高30万石の国で、年貢収入は12万石(税率40%)ある国が、各種税金の導入、納めない者への徹底弾圧した結果、年貢収入は24万石に増加しました(税率80%)」
今、国がやろうとしているのは、まさにこれ
年貢率が極端な数字だけど、端的に説明すると、こんな感じ

冗談でしょう?と思われるでしょうけど、江戸時代、実際にこれをやった大名が、いた

松倉勝家、島原藩の藩主
彼は4万石しかない自国で独自に検地を行い、10万石と独自に査定した上で、10万石の基準で税をかけた
結果、暮らしてゆけなくなった農民は暴動を起こし、かの島原の乱につながった

最終的に乱は鎮圧されるが、松倉勝家は大名としては異例の「斬首刑」とされる。切腹という名誉ある最期すら許されなかったのだ。

今の岸田がやろうとしているのが、まさにこれ。
未来の子供たちのために…と、今日を生きる人の生き延びる分の食料まで取り上げて、どうやって未来が育つよ?と言う話で…

あきれ果てて、ため息しか出ません。
いつかこのため息も税金かけられるんですかねぇ?
「ため息つける余裕があるんだね?増税だね」
みたいな感じで…

もし、気が向いたなら…