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ため息59:老衰で逝った欲張り元上司

すでに終了していますが、昼の長寿番組の司会者が日替わりのゲストから、毎回お土産をもらっていました。毎日いろいろなモノをもらっていたので、どう処分しているのか少し気になりました。周囲のスタッフや後輩芸人にあげていたのでしょうか。

同じような疑問を持ったことがありました。虚礼廃止などが話題になった景気のよい頃のことです。常連の取引先は、お中元やお歳暮を自宅に届けているでしょうが、臨時のお祝いや新規取引先などが手土産や見本と称するモノを会社に持ってきます。それを上司はしっかり受け取り、たくさんあるときは、会社のタクシー券を使って自宅に持ち帰っていました。ビール券は総務に流していたようで忘年会や社員旅行のアルコールの原資になっていました。

きっと、この人の家の床の間には、季節の贈り物が山積みになっているにちがいないと思いました。部下にもわけず、すべて持ち帰っていましたから。高額商品はその後、有力者への献上品に転用されたことでしょう。

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