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金言795:事業計画必達願掛けのお賽銭

大企業の中には役員報酬が米国では1ドル・日本では1円という経営者がいます。
一方、自動車メーカトップのように年に億のカネを手にしている経営者がいます。
リーマンショックのときは、赤字をだした経営陣に払っていた巨額の役員報酬がさらに損失を膨らませたという報道もありました。
もちろん同族経営の中小企業には、従業員に給料を支払うと運転資金が底をつき役員報酬は棚上げというケースもあることと思います。
では、高額な報酬を管理職従業員に支給する会社でトップが1円または著しく少ない場合はどうなっているのでしょうか。自分にはご縁のない人たちなのでよくわかりませんが、生活費は蓄えとか不労所得があるので給料1円でも暮らしていけるに違いありません。

ここでふと思いました。
高額な報酬を手にしている人たちは、収入を維持するとかもっと欲しいとかいうモチベーションがあるでしょうけれど、無報酬で働く経営者のモチベーションは一体何なのか気になります。
ボランティアとかNPOとかの代表は、生活費をどう稼いでいるのか胡散臭さを感じますが、名のある企業で実績を積み重ねている経営者のエネルギーの源は一体どこにあるのか気になります。
自分なりに想像するに、おそらく、達成感と世のため人のためという大義があり、また、事業計画必達の願掛けのお賽銭として役員報酬を返上しているのではないかと考えるのであります。

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