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金言1042:触れてはいけない闇

同族が100%株式を保有する非上場の企業では、時代劇の徳川将軍家の隠密やお庭番のような仕組みがあるそうです。
創業家オーナーは直属スタッフを主要な事業所に潜入させています。都度、事業所の実情がダイレクトにレポートされます。従業員はそのことに気がついています。オーナーサイドがSSの存在をリークすることで従業員の悪さを牽制し教育的指導をします。
また、もう一つの存在も従業員は知っています。グループ系列会社には、会社の業績に影響を与えない部署に目立たない、辞めない従業員が閑職として配置されています。各事業所の責任者は配置された人物の動向に気をつかいます。なんとなく容姿がオーナー一族に似ています。だれも触れません。タブーです、この地雷を踏むと即日左遷となり、敗者復活はありません。

オーナーは私腹を肥やす従業員を許しません。どちらかというとブラック企業ですが、直参旗本の家来は御恩と奉公でオーナーに忠誠を尽くしそれなりの待遇を享受します。
もちろん利益はすべて創業家に集めます。

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