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金言825:労基に訴えられることを嫌い

出張先のクライアントの従業員の不始末。
不適切な勤務内容です。営業職で勤務中に自宅に戻りペット犬の散歩を日課にしていました。中途採用で、前の職場では辞める際に待遇を巡って労働基準監督署に訴えた履歴を
持っています。同業他社からの転職なので経営者間の情報交換のなかで漏れ聞こえてきた事実です。

本来、こういう従業員は採用を見送りたいところですが、昨今の個人情報保護法に守られて、前職での行為は表にでることは減っています。履歴書に労基に訴えた事実を記載していなくても、面接のときに報告しなくても、これが後日採用取り消しの理由にはなりません。ましては、面接担当者がそういう事実の有無を問うことはありません。

ブラックに近い企業としては経営者は労基に訴えられることを嫌い、コストパフォーマンスが悪くても、本人が辞めるといわない限り、雇用は維持されます。
他人事、取引先の事案なので失敗事例の記録にとどめます。

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