バブルの頃#179:提案項目

ヘッドハンターへの提案書のキーノートの一部を紹介します。(原文は英語です)

1.ナレッジマネージメントを推進する。

1)共有資産として会社の情報と知恵を共有する。
2)情報を制限/規制するのではなく分かち合うオープンな環境とする。
3)会社の現況を、従業員と経営幹部に時差/格差なく知らしめること。
4)経営者からの週間ニュースを社内に発信する。
5)あらゆる種類の提案、苦情などを受け付けるために社長室のドアを開放する。
6)経営者は、社員が発した否定的なコメントや不平不満により当該社員が不利益を被ることのないことを保障する。

2.事業活動のつながりを強化する。

1)効率的なレポートシステムを構築する。
2)意思決定のスピードアップをはかるため、ミニマムでクリティカルな会議体を編成する。
3)勝者のチームを組織するために会社組織を改編する。
4)経営企画と内部監査のチームを編成する。

3.利益体質を向上させる。

1)全社員にマーケティングマインドを啓蒙し、生産性と売上/利益を向上させる。
2)有能な営業、技術、計数管理のスタッフを登用する。
3)ISO9000、14000を取得する。

4)中核技術に経営資源を集中する。
5)コスト削減、SCM導入、適正なソフトウェアを活用する。

4.コーポレートブランドイメージを向上させる。

1)従業員のモチベーションを高める。
2)人事評価システムをリフォームする。
3)給与体系を見直す。
4)経営スタッフとの密接なコミュニケーションをはかる。
5)広報活動を展開する。

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