来期からは一軍監督!『二軍監督の仕事』(高津臣吾)
著者の高津さんは、 日本を含む四か国でプロ野球選手を経験しています。 経験に勝る学習はないとよくいわれます。
本書には、ヤクルトスワローズの二軍監督時代に何を考えながら、 日々過ごしたのかが書き記されています。
二軍選手の指導は、 いかに長所や特徴を伸ばしてあげる点にあるといいます。
ライバルに感じたギャップ(レベルの差)が進むと、 コンプレックスにつながります。
心理的な負い目を払拭することが重要です。
「感覚を言葉にできる選手は成長するチャンスが大きくある」 P68
プロのレベルになると、細かい修正が肝になり得ます。
「野球は言葉のスポーツでもある」P110
いかにも野村克也さんの薫陶を受けてきた高津さんらしい表現です 。
来期のヤクルトスワローズに注目ですね。
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