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2023年10月・約4年ぶりの台湾(3)

前回の記事はこちら。

3日目(2023年10月19日)

目覚ましはかけていなかったはずなのに6時半に起床。
まあせっかく早起きしたのだからと、早餐店に行って朝食でも取ろうと思い外出。赤峰街にある「早安堡早餐店」に入ってみた。スマホからでも注文ができるようだが、店内での注文も備え付けのメモ用紙に書いて渡す方式なので、言語的なハードルが低くて助かる。

早安堡早餐店
早餐。ちょっと多かったかな…ちなみに飲み物は豆漿。

食べ終わったら、グリーンライン中山駅(松山新店線が「綠線」とも言うのだが、中山站で乗降の時だけこの表現を使用してしまう)から南京復興へ向かう。

聖瑪莉慶城店

ここでは「聖瑪莉」慶城店で職場へのお土産として一口鳳梨酥を買う。ところで、ここでLINEPayを利用しようとしたらエラーの連続。やむなく現金で支払ったが、特定のカード決済でないと使えないのかと思ったら、普通に日本のカード登録で使えるらしい。通信エラーか何かが起きていたのだろうか。

大南汽車266路承德幹線

ここからは大南汽車266路承德幹線に乗車し、いったん中山まで戻り、荷物整理である。10時ちょっと前に退房(チェックアウト)、スーツケースを預かってもらう。
ここからは台北捷運紅線(淡水信義線)で淡水に向かう。

指南客運紅26路

淡水からは指南客運紅26路で漁人碼頭に向かう。新北捷運の淡海輕軌(ライトレール)が延伸されているので、乗っておきたかったのだ。
漁人碼頭は淡水河の河口にあり、釣りをしている人もいた。

淡水河の河口
輕軌淡水漁人碼頭站

輕軌に乗車するが、相変わらずあまり飛ばさない気がする。高雄環狀輕軌がそこそこ飛ばすこともあるからなおさらそう感じるのかもしれない。
この輕軌を淡水行政中心で下車。目の前にある家樂福淡新店に入ってみる。

家樂福淡新店

奶茶購入という目的であるが、虱目魚の缶詰があったので、自分用のお土産として買ってみた。

指南客運947路

さてこれからどうしようかと思ったが、指南客運947路が快速公路経由で板橋まで直通するようなので乗車。五股あたりまでうとうとしていたが、快速公路に入ると結構飛ばす。快速公路から下りた捷運新埔站で下車。

全聯福利中心板橋光武店は地下にある

全聯福利中心に寄り道した後、新北捷運環狀線に乗車。板橋のあたりはかなり強引に建物の間に潜り込ませたようで、かなりの急カーブを徐行する。「15」と書かれた標識もあったので15km/h制限のようだが、地図で見る限り半径30m台なので、そのくらいの徐行が必要なカーブである。

駅の前後がかなりの急カーブ

環狀線を十四張で下車し、今度は安坑輕軌に乗車する。

安坑輕軌十四張站

こちらは鉄橋やトンネルなどもあったりして、淡海輕軌よりも変化に富んでいる気がする。

十四張を出てすぐに長い鉄橋
トンネルもある

あまり飛ばさないのは淡海輕軌と同じかもしれないが、運営事業者が同じなのだから当然か。
途中台北小城で降りてみたりするが、住宅地の中なので特に面白いことはない。輕軌に接続する公車が整備されているらしいのは分かった。適当にうろついて次の輕軌に乗車し、終点の雙城まで乗車。

雙城から先にも車庫への線路が伸びている

雙城では月台での折り返しはせず、トンネルの先の安坑軽軌機廠まで行って折り返すようだ。
さて、ここからまた公車に乗るのであるが…

指南客運安坑6線。これでもれっきとした市公車

なんとここで接続の指南客運安坑6線は、使用車両がフォルクスワーゲン・カラベルなのである。

2019年式だが、安坑輕軌ができるまではどこで使っていたのだろう?

こんな車両でも市公車なのでICカードはもちろん利用可能。しかし、乗ってみると車内放送がない。途中の頂好社區ではバックして方向転換するなど、なるほどこういう車でないと務まりそうにないのは分かった。表通りに出た二城で下車しようと「我要下車、二城」と言ったらなんとか通じた。

新店客運643路

ここからは新店客運643路で捷運の駅まで出ることにした。余談だが、この643路の起終点「錦繡山莊」はどんなところなのだろうかと思うのだが、どうやら人ではなくバスが夜を明かす施設…つまりバスの車庫らしい。そのうち行ってバス撮影してみたい気もする。

捷運綠線

新店區公所からは綠線で公館へ向かう。何か食べたいと思ったからである。

金雞園

公館では初めて一人で台湾に来た時からの行きつけの店がある。「金雞園」である。店の構え的には外帶(テイクアウト)の店っぽいのだが、構わず真ん中を抜けていくとちゃんと客席がある。しかも日本語対応の菜單(メニュー)もあったりする。入ってしまえば日本人に優しい店なのだ。

客席はこんな感じ
写真入りで日本語の品名もある菜單

蝦仁焼賣と小籠包子をいただく。

蝦仁焼賣100元、小籠包子80元とお手頃価格なのです

このあと台灣的店に行ってみようと思ったのだが、移転先がうまく見つからないので次回の宿題。臺大から欣欣客運907路に乗り古亭まで。綠線でも行けるのだがバスに乗ってみたかったのである。

欣欣客運907路。欣欣客運は古めの車が多い気がする

古亭では凱樂烘培和平門市と寶雅台北古亭店をはしごして買い物。

凱樂烘培和平門市はなかなか趣のある店構え
コスメ系の店のようで、実は日本のドラッグストア並みにいろいろ売っている

ひととおり買い物などした後、指南客運660路で小南門へ。

指南客運660路

小南門から少し歩いたところにある家樂福桂林店で、本日最後の買い物タイム。

家樂福桂林店

買い物が済んだら、大南汽車265區路で龍山寺に出て、捷運藍線(板南線)で台北車站に向かった。

大南汽車265區路

さっき「本日最後の買い物タイム」と書いたが、台北車站の中の臺鐵夢工場でEMU900型のカラーリングのネクタイとDR2800型のタオルを購入。

臺鐵夢工場

これでもうあと何か買うとしたら飲み物くらいである。一昨日着いた時と同じ喫煙コーナーでまったりと休んで、紅線で中山へ行き、宿で預けていた荷物を引き取った後、ロビーを借りて荷物整理してから紅線で台北車站へ戻った。

國光客運1819路

帰りは機場捷運ができる前からあった伝統の空港連絡路線、國光客運1819路にした。床下トランクに荷物を出し入れする際に、運將がなんと日本語で「頭の上、気をつけて」と言ってくれたりした。さすがである。

台灣虎航報到台

ところで、台灣虎航は桃園機場発に限ってオンラインチェックインが使えるのだが、以前は搭乗券も発行されていたのに、今は紙の搭乗券を発行せず、スマホ画面で済ませるらしい。一応画像キャプチャを取っておけば大丈夫なようだが、このあと保安検査、搭乗口でも本当にスマホ画面のチェックだった。
帰りは飛行機までランプバスで運ばれる。やった、帰りも新型機だ。

台灣虎航IT216便

4日目(2023年10月20日)

さて、実は帰りも機内食を2つ予約していたのだが、この便は満席だったので、テーブルの上のやりくりが大変であった。

油蔥雞肉飯

まず、もう1つの定番「油蔥雞肉飯」から。しっかりと味が付いた滷蛋もついていて、なかなか美味しい。

招牌無骨鹽酥雞鮮蔬套餐

さて、もう1つは台北市内にある「塩酥雞」とタイアップしたメニュー。再加熱の宿命でカラッと上がった状態ではないものの、付属のパウダーをかけるといかにも台湾の味という印象でなかなか美味しい。ところで、これも地瓜薯條(スイートポテトフライ)で、美味しいんですけれど、もしかして台湾だと一般的?(今更)

食べ終わったら着陸態勢になるまで一眠り。羽田からまた自宅まで車を運転しないといけないので…。


そんなわけで、2泊4日にわたる台湾旅行の話を書いてみた。
同人誌で出すのならもっといろいろ書けるのであるが、今回は近況報告ということで…。
また台湾に行きたい…が、最近競馬がらみやロッキードトライスターがらみで韓国にも興味を持っているので、この先どんな旅をすることになるのか、自分でも予測つかなかったりして…。

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