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手放して後悔したデジタルカメラの話。その①GR3x

数日前に、もうフィルムカメラだけでいいかもしれない、という文章を書きました。それに拮抗するようですが、今日は手放して後悔したデジタルカメラの話を。

まず一台目はGR3x。結論から言ってしまうと、初期動作不良があり、当時再入荷は数ヶ月待ちとのことだったのでGR3に交換(差額は戻ってきた)という経緯があります。GR3の方が広角で、使うにはたしかに汎用性があるのですが、使ってみて驚いたのが色味が全然違ったこと。おなじフィルムシュミレーションでもGR3xの方がぱっきりして、印象的な写真が多かったように思います。40mm換算のレンズですが、ファインダーがないため手を伸ばしてモニターを見ながら撮ると50mmくらいの雰囲気もあり、大好きなカメラでした。
光のトーンがとても綺麗。個人的にもっと広角の方が色々撮れる!とは思っていたのですが、この40mmに切り取るという制限の中、自分が何を撮りたいか、が明確になるカメラだと思います。

オートフォーカスがソニーに比べると全然効かないのと、手ぶれ補正ついてるんだよね、、?というくらいな感じなのでかなりブレたりもしますが、撮っていて笑っちゃってぶれたんだな、など、その時の温度まで感じられる写真が残っています。

人物を撮りたい!なんていうときにはぴったりのコンデジです。何より軽い。いつでも撮ることができる。カメラは持って撮ってなんぼと思っているのですが、その上撮ったら楽しい写真がたくさん撮れる!という最強カメラです。GR3より色味は断然好みです。ポジフィルム調、ということで、ネガフィルムと比べることはできませんが、これはこれで美しい。

今でもちょっと欲しい。けれど受注停止中なのが悲しい。

フィルムじゃなくちゃ撮れない!というわけでもなく、やはりめちゃくちゃな枚数を撮ることで見えるものもあったな〜と振り返る夜です。癖はつよめ。嵌るとすごい!みたいな子でした。
後もう一台、手放して後悔したカメラがあるので、またご紹介できればと思います。

作例はすべてGR3xで撮影。色味はいじったりいじらなかったりしています。当時はVSCOというアプリを使っていました。

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