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カジノで働く日本人の日常ver.5

前回もお話しした通り、ここからは私の実体験としてどのようにギャンブルにハマっていってしまったのかお話をしたいと思います。

カジノで働くようになって、「多店舗調査」と称して他のカジノに行くようになって行きました。初めは1万円から2万円、少額をちまちま賭けつつお客さんの国籍や、カジノのプロモーション内容をチェックするだけでした。
今から4年くらい前になりますね。特にビギナーズラックというものもなく、全くハマることはなかったのですが、2018年の9月にたまたまスロットで10万円近く当てることができました!(この後を考えると、「当たってしまった」というほうが正しいですが。。。)

その日は寝るときもそのスロットが当たった瞬間が頭にの残り、「もしもっと掛け金をあげてれば数十万円儲かっていたかも。。。」と考えてしまいました。
これが不幸の始まりで、今も続いている「あのときはこうだったから」と自分の良いように勝手に期待してしまう脳の構造になってしまったのだと思います。

この1件から、特に多店舗調査が必要ないときでも、「ちょっと空き時間があるから」とか「特に欲しいものもないし」など、自分で良いように理由をつけてカジノに通うようになってしまいました。
この年、1日初めて10万円を負けました。この時は本当に「生きるのが嫌」になり、帰りのエレベータでは壁に頭を叩きつけ、帰りのタクシーの運転手に悪態をつきました。

ただそれでも、家に帰ると「まあ、この前10万円買ったからこれでチャラか。また行けば勝てるでしょ」と勝手に良いように思考回路をいじってしまうのでした。

このようにして、私はどんどんギャンブルにハマってしまい、まだ抜け出せておりません。。。

ここから3年間、今までの負け日記がありますので、その時の心情をそのまま共有したいと思います。

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