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【Casa de 凜】研修後インタビュー#2

「研修ってどんな感じなんだろう?!」「何をするんだろう?!」と、受けるまではドキドキする方も多いかと思います。

そこで研修後インタビューの記事では、実際にCasa de 凜の研修を受けた方のインタビューをご紹介。"研修"のイメージ作りに役立てば幸いです♪

研修後インタビュー第2回目は、小笠原宏さんです!
今回の研修はどうだったのか。まずは読んでみてください♪

インタビュースタート!

ーよろしくお願いします。

小笠原) よろしくお願いします。

ーいきなりですが、いかがでしたか?

小笠原) いいですね。まず場所が良いですもんね~

ーあ、やっぱり!皆さんそう言います。三田の自然もお家も素敵ですよね。昨日の午前中はけっこう雨が降っていましたが、その後は晴れて大西会長と夜空を見ている写真を拝見させて頂きました。

小笠原) 非常に良かったですね。普段は雨男なんですけどね(笑)
本当に凄く良かったです。

ー大西会長とはどういったことをお話しされましたか?

小笠原) 基本的には自分自身の振り返りでした。日常で自らを振り返るってなかなか無いですよね。それをけっこう長い時間をかけて、幼少期の頃からどういう家族構成、どういう教育を受けてきたかなどを振り返りながら、今の自分が在るのはその生きてきた軌跡があるからということなので、これから先、何を始めるにしても自分が今までやってきたことは無駄ではない、それをネガティブに捉えるのではなく、ポジティブに捉えてやっていくということを再認識させて頂きました。

研修全体を通してにはなりますが、基本的には自分が考えていることに関しては間違いはなく、大西会長も否定はもちろんしてはいませんし、ただ自分の人生に対するこれからのことを人に話したことはなかったので…

ーそれが今回の研修を受けたテーマだったと?

小笠原) そうですね。次のステップに進むにあたって、自分の次の展開はこうだということを悩んでいて、それを初めて人に話したのですが、自分以外の人に対してアウトプットしていくうちに、ぼんやりしていたものがけっこうはっきりくっきり見えてきました。

この問題はどう解決していくのだろう?というのも、実は自分の中にしか答えはなかったので、それをクリアにして頂いたというのが今回の研修だったと思います。

ー大西会長は一緒に話をしていって考えをクリアにするプロですよね。

小笠原) 聞き上手で、見習わなあかんなって思いました。
あと、テクニック的なことを学ぼうと、この1年間くらいは勉強をしているのですが、“もっと大切なものがあるよ”と学ばせてもらいました。

ー例えば何ですか?

小笠原) 肩に力が入って自分を良く見せようという姿勢があるので、“それは今まで培ってきたキャリアがあるから、そんなに自身を美化して表現しなくても、ノーガードで行っても何も問題は無いよ”という言葉を頂きました。それで肩の力は抜けました。

ーそれは印象に残っている言葉ですか?

小笠原) 印象に残っている言葉というより、大西会長の研修を2日間する意味というのは言葉の一つひとつではなくて、こちらの固定概念をもみほぐしていってくれているという実感ですね。

ー言葉というよりも全体を通しての一連の流れですか?

小笠原) そうですね、一連の流れに価値があると思います。これだけの長い時間を取って話して頂いたことは今まで無かったので、この機会を与えてくださった松本社長にも、お付き合い頂いた大西会長にも感謝したいなと思います。

この研修を受けて、これからどうしていくかということは先ほど言ったノーガードで行こう、自分を強く見せようということは必要ない、と意識していくことかなと思います。

ー今までは強く見せようと気を張っていたんですね。

小笠原) 僕アホなんで。。

ーえ?!

小笠原) アホがバレないようにしようとするのがあって、地頭は悪くないと思うんですけれど、小学校から高校まで一切勉強しなくて。

ー野球少年でしたよね。

小笠原) そうです。馬鹿がバレないように、完全にメッキを塗りたくった状態でやってきたのですが、それでも大手の営業会社で12年間やってきた実績があるので、もうメッキを剥がして小笠原宏という人物を体当たりでいけば良いんじゃないかと自信が持てました。

ープロフィール拝見しましたが、転職先でもすぐにトップなり、努力が凄いですね。

小笠原) そこも反骨心ですね。“負けないように”という意地です。でも、もうそういうのは必要ないといったら変ですけど、そういう頑張り方ではない頑張り方がこれからは必要なのかな?というのはぼんやり分かってきました。

迷わず自分の好きなことをやって良いんだなというのが分かりました。今までは自分のやりたいことを押し殺してきました。“~しなければいけない”という人生から、自分はこれがやりたいということを優先的にやっていくこれからの40代、50代にしていきたいです。

ー良い意味で自分中心に素直に生きて行くということですね。

小笠原) 大西会長にも言ったのですが、僕のテーマは人の時間を生きないということです。

ー研修を受ける前と後での変化はいかがですか?

小笠原) おそらく受けた前と後の変化はこれから感じていくのだと思います。またここから自分で活動していく上でこの研修の意味、意義がどんどん見えてくるのではないかと思っています。

ー楽しみですね。

小笠原) そうですね。大西会長にも楽しみだと言われているので(笑)、僕も楽しみです。

あ、印象に残っている言葉といえばですが…

ー思い出しましたか?

小笠原) 思い出しましたね。『考えるな、感じろ。』ですね。ブルース・リーの“燃えよドラゴン”の名言らしいです。考えているやつが感じているやつに勝てるわけがない、と。

それと、今後意識していこうと思っている印象に残った言葉が田中角栄元総理大臣の話で、非常に『間』が大切だと。政治の世界で生きて行く上で何が大切ですか?と記者が質問をした時に、田中角栄が5秒くらいうーんと沈黙して“『間』だな”と言ったらしくて。

要は“会話の間”だとか“間抜け”だとか、色々な所に『間』があると思うんですけど、その『間』が悪い奴というのは良くないよという話を聞いて、今日から意識していこうと思います。

ー例えば何がありますか?

小笠原) いや、そういうのは考えちゃダメですよ。

ー考えたらもう遅い。(笑)

小笠原) 意識して、今のは『間』が悪かったんじゃないかなと後から気が付くことで良いんですよ。考えて、これは『間』良く行くぞとやると再現性が無いので、自然に感じて出来ないといけないんですよね。

考えてこの『間』で入っていくとその時は良くても、次にぼーっとしている時は出来ないと思うので、自分の行動に対して良かったのか悪かったのかを意識して振り返っていこうかなと思います。今朝、スタバでその話になったのですが、非常にそこは勉強になりました。

ー昔の鉄工所勤めの頃の上司に言われた、働くことは耐え忍ぶということを今はどう思いますか?

小笠原) 凄く素晴らしい言葉だと思います。18歳の頃に言われた時には意味が分からなかったんですけれどもね。好きなことを仕事に出来ない人達は負け組だ、くらいに思ってたので。でも、その言葉が自分がやりたいと思った仕事ではない中に、楽しみだったりやりがいを見つける努力をしなさいと言う意味だと徐々に分かってきました。少し前までの時代ではそうだったのでしょうが、今は情報社会で選択肢も沢山ありお金を稼ぐ方法も自由なので、今はその言葉は申し訳ないけれど時代にそぐわないと思います。

今は自分で情報を取りに行こうと思えば取れる世の中なので、この仕事はちょっと自分には違うなと思った時に行動に移さないのは勿体ないなと昔からずっと感じていました。
未知の世界に一歩踏み出す勇気がずっと無くリスクだと感じていたのですが、今は現状維持の方がリスクだなと考えが変わりました。

鉄工所勤めの頃はどうやってやりがいを自分で見つけるか、営業会社では1番学んだことが人の上立つことの難しさ、そして部下の達成の喜びが本人以上にこちらが嬉しいという感動を覚えさせて頂きました。仕事と呼ばれることをやったという実感を得たいのであれば、今の若い子には“人の上に立ってこそ初めて仕事だよ”と言えるかな。

ー部下を教育することや使う上で大事なことは何ですか?

小笠原) 松本社長も仰っていて、間違いなくそれが正解なんですが、愛です。絶対に愛です!

その人のことを好きであれば怒ると叱るの違いが分かると思うんです。ダメなマネジメントは失敗した時に絶対に怒っているんですよ。でも愛のあるマネジメントは『叱る』なんです。感情で動いていない、戦略的に叱るなんですよ。おそらくですけれど、自分の子供に対して怒る親もいますが、多くの方は『叱る』ですよね。こういう大人になって欲しい、こういう人生を歩んで欲しいという思いからの教育で叱りますよね。

ーそこには愛がありますね。

小笠原) 愛があるんですよ。それを自分の子供まではいかないにしても、その人が仕事をしている顔の裏にはプライベートの顔があり家族があり、その人を育てた親御さんもいてその人の人生があるわけですね。松本社長はそういう考え方なんじゃないかなと思うんです。新入社員の入社式はご両親からの手紙を全社員の前で読むんですよ。あれはめちゃめちゃ良いですね。

ー凄いですね!

小笠原) あれは新入社員の為にやっているのではなくて、既存の社員に聞かせているんですね。この子達を大切にしなさいよ、と。何故なら大切に育ててこられた親御さんがいて、その子を預かるわけだから。いやぁ、良い会社だなって思いました。

ー会社自体も家族のようですね。

小笠原) 愛に満ち溢れた非常に良い会社です。

ーでは最後に、これからの自分はどう在りたいですか?

小笠原) ノーガードで『間』を大切にする!
と言うことです。意識していこうと思います。そして大西会長の期待を裏切らない面白いことをやっていきたいですね。

ーそれは楽しみですね。大西会長に連絡して下さいね。

小笠原) 楽しみだなって言って下さっているので、それ以上のものをお見せ出来ればなと。そして胸を張って連絡出来るようにしたいと思います。

ー本当、顔から楽しそうな光が溢れていますね。

小笠原) ま、もともとですけどね。(笑)

ーあ、そうですか。(笑) 今日はありがとうございました。

小笠原) ありがとうございました。

インタビュアーの紹介

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今回もインタビュアーはCasa de 凜の研修インタビュー担当である井木恵でした。

オーナーからのコメント

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この研修のあと、彼は独立を果たし、今ではもう立派な社長として活躍されているんですよ^^

当時からそのことをハラに入れながら日々を過ごしていたようですし、研修に来たときにも、ある程度の内容については相談をしてくれていましたので驚きはありませんが、彼の背中を押せたような気がして、とても嬉しくもあり、これからの活躍が楽しみでなりません^^

実は彼とは以前、合宿研修の日取りまで決まっていたにもかかわらず、業務の都合で(それも二度)ニアミスだった経緯がありますが、今振り返ると“天の配剤”とでもいいましょうか、とにかく絶好のタイミングでの合宿研修だったのではないかと思います。

たとえば、こんなことがありました。彼の嗜好を掘り下げていた折、「これまで観たなかでもミュージカル【レ・ミゼラブル】は最高でした」といったことばが飛び出しました。

偶然にも、ロイヤル・アルバート・ホールで行われた『レ・ミゼラブル10周年記念コンサート』のDVD特別版を持っておりましたので、当初考えていた映画ではなく、それを観てもらうことに…すごくラッキーなギフトでした。

また、この日はあいにくの雨模様で、夜はウッドデッキに出ての星空観察は無理だなあ~と思っていたところ、深夜には嘘のように雲ひとつないほどの満天の星空になっており…

彼についてはとにかく“このタイミングでしかない”といった類の合宿だったと思います。

あえて苦慮した点があったとすれば、やはり営業現場の最前線で戦ってきた歴戦の強者だけに、鎧兜(よろいかぶと)を身に着けたままで研修に臨んでくるんだろうなと想定し、ランチの後は、普段は足を向けない丹波篠山市今田町にある薬師温泉に直行し、ふやけるほどの長時間(笑)、二人でゆっくりと温泉に浸かりながら寛ぐ時間を取りました。

その甲斐もあってか、当初考えていたよりもずっと早く“鎧兜”を脱ぎ捨てた形で話が進んでいったように思います。

余談ですが、ここのところ、小笠原社長から「研修に行ってこい」といわれて彼の部下が何人か研修に参加してくれているんです^^ とても嬉しくありがたいことでもありますよねー

最後に

いかがでしたでしょうか?

人が違えば、これまで歩んできた道も様々。その人その人に合わせ、寄り添い、想いを汲み、一緒になって、その人のこれまでと今とこれからを考えていけるような研修を行っています。

今回の研修も、小笠原さんにはインタビュー内容と研修中の写真をパンフレットに仕上げてプレゼントしています!研修の思い出と記念になれば幸いです。(こんな感じ↓)

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Casa de 凜の研修に興味のある方、ご質問・ご相談などはnoteやInstagramからでもお気軽にご連絡ください!

最後までお読みくださりありがとうございます。

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